機動戦士ガンダム異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます 下(改訂版)
発売日 :
2025/08/29
舞台は宇宙へーー23歳となったOLキシリアは、最後の賭けに挑む!
時空に跳ばされたキシリア(理絵)が目覚めたのは10年後の世界、一年戦争開戦直後のグラナダだった。その見た目は24歳になっていた。聞けば、記憶のないこの10年、キシリアは引きこもって、遊び歩いていたという。致命的な遅れを取り戻さなければならない――知恵とコネをフル稼働し、まんまとジオン軍に潜り込んだキシリアは、軍の組織図をいじって編成に突撃部隊を組み込む 。そして予算をぶんどり、自由に使える土地をコロニーとグラナダに確保すると、まったく進んでいないモビルスーツやモビルアーマーの開発を命じ、遅遅として正しく進んでいなかったガンダム正史を強引に動かすのだった。やがて一年戦争は最終局面へ。正史を守るため、ジャブロー、サイド6、ソロモン、ア・バオア・クーなど、お馴染みの舞台を辻褄合わせのために飛び回るキシリアの運命はいかに! やはりシャアの手で最期を迎えてしまうのか? ガンダム×悪役令嬢のパラレル・ファンタジー、終結!
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 880円(本体800円+税)
- ISBN: 9784041165928
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みんなのレビュー
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小娘とドラゴン2025/10/082上巻と比べて、面白さが半減した。ストーリーをアニメ準拠にするため奮闘する展開は変わらないのだが、他のキャラクターを蔑ろにした感じが見受けられイマイチのっていけない。大好きなはずのザビ家の面々やシャア、アムロといったメインキャラクター達との会話は、もっと大事にしていきそうなのだがとても適当で楽しそうでもない。ストーリーを進めることだけが目的になってしまい、悪役令嬢ものとしての良さまでなくなってしまった。
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またゆき2025/09/250創作味がちゃんとあった上巻に比べて、下巻になって一気に駄作化したのでは。一年戦争が始まった後の「原作シーンを無理矢理再現させる」くだりが何回も出てきてクドいし、はっきりいってめちゃくちゃサムい。所詮一人の転生者にはどうやってもガンダムサーガは変えられないのだ、というほうが仮にキャラクターに愛着が湧いて史実を回避させたくなったとしても、転生先の世界を変えてやろうと思ったとしても、原作信者であろうと思っても「物語は変わらない」のだ、という無常観の中でコメディカルな要素があったほうがいい作品になったと思う。
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