孤高なカノジョと、彼女の部屋でシてること
発売日 :
2025/08/29
それは2人だけの秘密のルーティン
「孤高の氷姫」と呼ばれクラスで一目置かれる美少女・小鳥と、陰キャでボッチな拓海。
教室の中で交わらない2人は放課後小鳥の部屋の中では恋人以上の行為をシている。
必要最低限だけ衣服を乱して、事務的に身体を繋げて、キスも会話も何もない。
この行為は小鳥が陰キャだった自分を変えるために生み出した【ルーティン】だ。
そんな彼女は、ある時2年の瑛先輩に窮地を助けてもらう。
可愛くて明るくて誰にでも優しい瑛は、小鳥の憧れる理想そのもの。
瑛のようになりたいと一念発起した小鳥は、新しい自分に踏み出すために拓海とルーティンを重ねて――
不器用な2人が手探りで青春を目指す、ヒミツの関係
教室の中で交わらない2人は放課後小鳥の部屋の中では恋人以上の行為をシている。
必要最低限だけ衣服を乱して、事務的に身体を繋げて、キスも会話も何もない。
この行為は小鳥が陰キャだった自分を変えるために生み出した【ルーティン】だ。
そんな彼女は、ある時2年の瑛先輩に窮地を助けてもらう。
可愛くて明るくて誰にでも優しい瑛は、小鳥の憧れる理想そのもの。
瑛のようになりたいと一念発起した小鳥は、新しい自分に踏み出すために拓海とルーティンを重ねて――
不器用な2人が手探りで青春を目指す、ヒミツの関係
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 814円(本体740円+税)
- ISBN: 9784041165669
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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D2025/09/0644孤高のヒロインと陰キャな主人公は実は……というラブコメ。雲雀湯先生がこの路線を書くのは面白そうだとずっと気になっていました。本当におもしろかった。でも、主役二人、小鳥と拓海の関係は危うさがあるなと。お互いに低い自己肯定感や自信を補うために行為を重ねていくのは、なんとなく憐れみすら感じるので。この後の展開はさらに湿度高くなるだろうからとても楽しみです。
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よっち2025/08/2925秘密のルーティンを重ねる孤高の氷姫と呼ばれる高校デビューの美少女・菜畑小鳥と、陰キャでボッチな箸尾拓。不器用な2人が、手探りで新たな自分を目指す青春小説。教室の中で交わらないのに、陰キャだった小鳥が変わるため放課後彼女の部屋でする秘密のルーティン。歪な関係を重ねてきた2人が、生駒瑛先輩と出会ったことをきっかけに一念発起する展開で、手芸部のコスプレバンドの準備を手伝いながら、好きなことや偏見のない自分を認められて頑張る姿は微笑ましかったですし、勇気を持って変わる一歩を踏み出し始めた2人のこれからに期待です。
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れっちん2025/09/0111タイトルに【彼女の部屋でシてること】。 ……まあ、想像通りです。あらすじに書いてるからセーフ。うん。 一歩踏み出す合い言葉【ルーティン】。 それを武器に『小鳥』は青春攻略を目指す。 これは青春小説である。うん。青春小説だ(真顔) 流石の雲雀湯先生、良い意味でマジで先が全く読めない。 だからこそ、いろんな意味でドキドキが止まらん一冊でした。 先が気になってしょうがない。 にゃーん。
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真白優樹2025/08/3111孤高の氷姫と呼ばれ一目置かれる少女と、ぼっちな少年が独自のルーティーンを重ねながら青春を目指す物語。―――交わらぬ思いの先、新たな自分を探して。 ルーティーンと言う名の歪な関係を続ける中、とある出会いから一念発起していく物語であり、何処か湿度を感じさせる感情と、不器用ながらに青春を目指し藻掻いていく、その在り方が心に刺さるかもしれない物語である。協力者から同盟者、確かに変わった関係、そして新たに結んだ関係。果たして二人は、新たな青春へ辿り着けるのか。 次巻も勿論楽しみである。
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nishiyan2025/09/059ネタバレあり「孤高の氷姫」と呼ばれるものの、実は自己肯定感が低く陰キャな小鳥と秘密のルーティンをしている陰キャでボッチな匠海。ある日、2年生の瑛先輩に窮地を救われたことから、彼女が代表のボランティア部に参加することになって…という青春学園もの。瑛の登場で二人の学園生活は順調に好転しているものの、彼女の意外過ぎる正体は秘密の共有という点でも三角関係へと変化しそうなのが、気になるところ。また子供の頃に別れた二人の大切な友達がどう物語に絡むのか。取りあえずは学園祭を経て成長した二人がどんな道を歩むのか、次巻が楽しみ。
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