転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件 9

発売日 : 2025/08/29
キミと一緒にどこまでも行けたなら。隼人と春希の小さな逃避行編。
大女優・田倉真央の娘だということがバレてしまった春希。
学校でも街でも興味本位で注目され、芸能関係者に待ち伏せされる日々。
それは春希を守ろうとする友人たちの日常も否応なく変化させていってしまう。

これまでと同じではいられない。
そう俯いた春希の手を取って、隼人は走り出した。
「悪い子になろうぜ!」
目的地は決めずに乗り込んだ新幹線。
出たとこ勝負で知らない土地を2人で彷徨ううちに隼人と春希は幼い頃のはやととはるきみたいに笑いあって――
2人でどこまでも行けたなら。
叶わない夢を胸にしまって、春希は自分のことから逃げないと決意する。

隼人と春希、2人の小さな逃避行編。

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みんなのレビュー

  • よっち
    2025/08/30
    大女優・田倉真央の娘だとバレてしまった春希。状況が大きく変わる中で、隼人と春希が2人で小さな逃避行をする第9弾。学校でも街でも興味本位で注目され、芸能関係者に待ち伏せされる日々。春希を守ろうとする友人たちの日常も否応なく変化する状況で、隼人が春希の手を取り目的地は決めずに乗り込んだ新幹線。知らない土地でらしさを少しずつ取り戻し新たな出会いもあって、自分のことから逃げないと決意した春希や、複雑な想いを抱えて成長するそれぞれの姿が印象的でしたけど、乗り越えた先に待っていた青天の霹靂な結末には驚かされました…。
  • chirako
    2025/08/29
    最終章突入でまさかの新キャラ投入。拙者、小説でもマンガでも映画でも物語の後半の後半に出てきた新キャラが終盤の物語を回すのに役立ってしまう展開大好き侍。それまで停滞してうじーっとした重苦しさを感じてるような展開が新キャラのシーンからテンポよく軽くなった感じになる描写好き。最近だと『君は春に目を醒ます』がこの展開で大成功して見事だったけど、この物語はどうなるのかな。
  • とってぃー
    2025/09/04
    春希の周囲の目が変わる中で、友人たちが春希を護り団結している様が絆の強さを表してよかった。突発的な逃避行は、春希と隼人の友情を感じると共に、2人きりだからこその雰囲気や感情など見所満載でした。計画のない時って各々の性格がハッキリ出ていいよね。この逃避行の終わりにとある宣言をした春希を見ると、吹っ切れた感じがして物語として1歩進みましたね。最後は旅の途中で会った人物との衝撃の展開でこれは次巻も目が離せない。
  • リク@ぼっち党員
    2025/11/12
    ネタバレあり
    春希の覚悟、決断。それによって停滞が許されなくなった印象。男女の友達は成立するのかというありきたりな問題が、自覚したことで本格的に出てきた。昔男友達と思っていた相手が実は女の子だったというシチュエーションで、対等な友人として扱うという意味では隼人の対応は百点満点なのに、それが友人という枠を越えさせるのは皮肉なものだ。隼人側も当然異性として意識していないわけないけど、誠実すぎるというのも難しいものだ。相談のなかった急展開が、どんな変化をもたらすのか。
  • パパサレン
    2025/09/04
    ネタバレあり
    すっかり大人になってしまった姫子とますます兄妹に惹かれてしまう一輝。正月の帰省で外堀を埋めにかかる沙紀。沙紀にライバル宣言後、ついにというかやっぱりというか芸能界デビューした春希。春希ルートにいくのはなかなか厳しそう。いよいよ物語は佳境、それぞれの思いの行く先は?最後に笑うのはいったい?にゃ~ん