ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行

発売日 : 2025/07/10
逃げ場のないデスゲームと化したVRSLO。攻略に挑む少年の運命は――
 外部からの不正アクセスによってサービスが停止された、人気VRSLO『ダーケスト・レルム』。その熱狂的プレイヤーの一人だった椋野ミギリは“眠りアザラシ”を名乗る人物から、ウィルス解析(フォレンジック)用ルートを使用した裏口接続(バックドアアクセス)のオファーを受ける。
 ゲーム内に残された暗号通貨で一儲けしようと集まったかつてのプレイヤーたち。ところがログインした彼らを待っていたのは、ウィルス感染によって逃げ場のない地獄と化したデスゲームの世界だった……。その最深部・地下六十層で窮地に陥ったミギリは、しかし思いも寄らない出会いから数奇な運命に巻き込まれていく。絶望の淵からミギリを救った“彼女”の目的とは? そして謎多きサービス停止の真相とは――?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784049161021

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みんなのレビュー

  • よっち
    2025/07/11
    外部不正アクセスでサービス停止された人気VRSLO。その熱狂的プレイヤーだった椋野ミギリが。ウィルス解析用ルートを使用した裏口接続のオファーを受けるファンタジー。謎の人物から招待されたかつてのプレイヤーたちを待つ逃げ場のないデスゲーム世界。裏切られ最深部で窮地に陥ったミギリが、数奇な運命から核心に迫っていく展開で、油断ならない仲間たちと手を組みながらたどり着く意外な真相があって、絶望を抱えていたミギリにも望外の結果が待っていましたけど、苦難を乗り越えた相棒に巻き込まれていくその結末はなかなか良かったです。
  • のれん
    2025/07/10
    ネタバレあり
    電撃文庫一のクセ強SF作家の新作。だが、今作を読むとハヤカワに流れた方が良いのでは、という気がしてならない。 今作の序盤は『SAO』やんで、中盤のゲーム設定とかは『エルデンリング』やんで、終盤は『ソラリス』の簡易版やん、という流れで、展開ごとに作風が少し切り替わる。このガワは多分編集の都合で、本作のキモはセキュリティソフトと主人公の対話だ。感情もなく淡々と目的と手段を提示するデジタルなAIソフトに対し、人間関係や社会の都合に合わせて取り持つアナログな人間という対比が本作の主題だと思った。(1/2)
  • 真白優樹
    2025/07/11
    外部からの不正アクセスによりサービス停止したVRSLOにのめり込んでいた少年が、謎の招待を受け始まる物語。―――無限の対話、試行の先に真実を探して。 死にゲーなのにデスゲームと化した電脳空間の中、ウイルスとの戦いを繰り広げながらも真実を探す物語であり、様々な真実が対話の先に一つに繋がり明かされる、癖の強くて濃いSFが繰り広げられる物語である。始まったばかりの対話、そして試行。その中心人物になってしまい、これからどんな道を相棒と共に進んでいくのだろうか。 その先も是非、見てみたい次第である。
  • siro
    2025/07/14
    ★★★☆☆/シリーズものの一巻ならギリギリ許せる…かな?正直、全体的に面白くはあるのだけど、見せ場らしい見せ場が一切なくて、読者に感情移入させる気も戦闘シーンでエンタメを提供する気もないこの一冊に、どう評価を付ければ良いか分からないでいる。個人的に一番気になったのが、タイトルにも載っている「無限死行」要素。これ、文字通りの意味なのだけど、肝心な無限死行シーンは丸々カットされている。地の文で、30年ほどの時間を繰り返していました、それでなんとか解決しました、これで全部終わりだ。中盤まではまだ、VRゲームらし