ほうかごがかり 05 あかね小学校

発売日 : 2025/07/10
いま、最も恐ろしい「学校の七不思議」
二人は、『ほうかご』で死んだはずなのに――。
『ほうかご』から週が明けた月曜日、死んだはずの二人の仲間が何事もなかったように生き返り、学校に登校していた。驚愕する五十嵐華菜たちの前で、混乱状態に陥る当事者の二人。「なあ……お前、本物か?」「帰ってきてくれて、マジで嬉しい」恐怖と動揺、そして喜びがない交ぜになった『かかり』たちは、次の『ほうかご』の夜を迎える。
だが彼らを待ち受けていたのは、あまりにも衝撃的な異常事態だった。華菜は理解不能な状況を打破するため、『かかりのしおり』を作った元『かかり』に接触を図るが――。これは化け物たちに捕食される運
命に抗う少年少女たちの、生き残りを懸けた戦いの記録。鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2部、第2弾。

年間ランキング唯一無二のホラー
★「このライトノベルがすごい! 2025」《総合新作部門》7位(文庫部門12位)(宝島社刊)
★「次にくるライトノベル大賞2024」《文庫部門》9位
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 770円(本体700円+税)
  • ISBN: 9784049158519

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みんなのレビュー

  • mihya
    2025/07/12
    またこんなところで終わるとは…。子供たちの葛藤が切ない。
  • のれん
    2025/07/14
    ネタバレあり
    前回生き残ってたと思ってた男子組は全滅です。というか夜意識残って化け物になるんだから、余計ひどい。 今回意識して読んだのは、子どもの自意識だ。基本生き残るため、周囲に合わせるために「かかり」を行っていたのに、徐々にそれぞれの目的が変わっていく。死を見ることで、誰でもない自分が生きていることを証明する。 なんか1部は子どもが抱える悪性が悪霊として切り離されていたけど、2部は子ども自身が悪性を発露している。子供扱いされてるけど、ただの子どもじゃない。それが小学生高学年ということなのだろうか。
  • アウル
    2025/07/11
    ネタバレあり
    前巻の終わりで今回どうなるの???と思っていたけどやっぱり都合のいい展開にはならないよね...。表の世界で蘇ったかと思ったら今度こそ本当に存在消えてしまうし...。双子姉妹の話が何とも言えんなこれ...。めっちゃ悩んだ挙句にとっさに取った行動がアレやったし...。あかね小学校の方はホンマに救いがなさすぎるんだけれどもここからどうなっていくのやら次巻が楽しみで仕方がない。
  • 芙蓉
    2025/07/13
    ネタバレあり
    発売日に買ってワクワクと読む。やってくれたな!!甲田先生!!という感じ。前巻のラストで「ほうかご」で死んだ二人が戻ってきた。という驚愕の引きからの啓とあかね小学校の「ほうかご」がかりのメンバーの絵画教室。双子であるがゆえ全て分け合わなければいけないということで心に澱が溜まっていた陸久が片割れの海深を初めから「いなかった」ことにできる。と気づいてからの息詰まるような必死な感じ。凄惨な「ほうかご」と絵画教室の日常パートの落差が酷い。書き下ろし特典リーフレットもよかったです。
  • 唯月
    2025/07/12
    ネタバレあり
    絶望感が凄い。まず口絵にゾッとする。『がかり』で死んだはずの春人と勇汰が生き返り、実質的には先に『かかり』から抜ける事になって罪悪感を覚える二人。しかし〝あちら側〟の春人が人々に危害を加え始め、華菜が対処しようとして彼の存在を消してしまう。その後、双子の物語が繰り広げられ、陸久は自信のある絵に関して、海深と同等に扱われる事に不満を覚えていた。陸久は海深を春人の存在を消した『赤いクレヨン』の教室へ入れる事を妄想するが、海深が教室内へ引き込まれそうになり、咄嗟に身体を入れ替えてしまう…。ラストが半端ないよ…!