女装の麗人は、かく生きたり 2

発売日 : 2025/07/01
相見えるは精霊の頂点《竜》 最弱の人間の力で今宿敵を討て!
英雄の片鱗をみせ、人間には到底敵わないはずの第一階位・オーガをも切り伏せた女装の麗人・リオは、主人たるディアらとともに次なる闘技の舞台として列国に繰り出した。
 新天地への期待を胸にした船旅のさなか、突如として発生した嵐、その中心に彼女――精霊世界の君臨者にして至上の暴君《竜》・ヴリィーナ――はいた。予期せぬ宿敵との邂逅に、リオの運命の歯車は今、再び大きく動き出す!

「僕は未来を掴み取ります。貴方を倒し竜の征服者となって」
「嬉しいぞ、英雄の現身よ。さぁ、汝を見せてみよ――」

 最弱の少年が英雄へと至る活躍譚――怒濤の第二幕!!

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

角川スニーカー文庫の新刊

  • あの頃イイ感じだった女子たちと同じクラスになりました 3
    あの頃イイ感じだった女子たちと同じクラスになりました 3
    今よりもっと、幸せになるために。あと一歩、踏み出した先に待つのは?
    御宮 ゆう (著者) / えーる (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • クラスの姫は私のわんこ 2
    クラスの姫は私のわんこ 2
    「だって、くるみ――退屈でしょ?」私たちは、もう止まれない。
    犬甘 あんず (著者) / 桜木蓮 (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • 転生特典のスキル《剣豪覚醒》で異世界を無双したい
    転生特典のスキル《剣豪覚醒》で異世界を無双したい
    神様「え、そんなスキルあげてない」神も知らない覚醒チートで成り上がる!
    イのカンア (著者) / 伊吹のつ (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 11
    時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 11
    2026年アニメ二期放送決定! 大人気青春ラブコメシリーズ第11弾!
    燦々SUN (著者) / ももこ (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • 白昼夢の青写真
    白昼夢の青写真
    SFミステリーの新たな金字塔。大人気ゲームを完全公式ノベライズ!
    緒乃ワサビ (著者) / 霜降 (イラスト) / Laplacian (原作)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっち
    2025/07/02
    英雄の片鱗を見せて、人間には到底敵わない第一階位オーガをも切り伏せた女装の麗人リオが主人のディアらとともに次なる闘技の舞台として列国に繰り出す第2弾。新天地への期待を胸にした船旅の最中に、突如として発生した嵐の中心にいる精霊世界の君臨者にして至上の暴君《竜》ヴリィーナ。予期せぬ宿敵との邂逅によりリオの運命の歯車が再び大きく動き出す展開で、命を救ってくれた正義解放戦線の戦いも絡めて、竜と英雄、主人の異種族と人間の複雑な関係が浮き彫りにしていく中、激闘を乗り越えて新たな時代を切り開いてみせた姿が印象的でした。
  • のれん
    2025/07/02
    ネタバレあり
    きれいに折りたたんだ完結というべきか。もともと好きだらけの設定だっただけに、うまく活用されていないという前回の不満が解消されていた。竜と英雄の関係、女装の役割、主人公の主人(異種族)との関係、そして人間としての尊厳……全てを背負った神(竜)との決闘は一つの時代を終わらせる。 個人的にはとても構成もテーマも好きだ。しかし微妙に説得力が足りない。だって竜はなぜ英雄ではなく人間と拮抗したのか?なぜ竜は満足したのか?割と抽象的な地の文が続くので、本当にどの視点から語っているのかわからなくなってしまった。(1/2)
  • パパサレン
    2025/07/19
    ネタバレあり
    ここで終わりじゃないですよね、俺たちの戦いはこれからだみたいになってますけど?リオきゅんが人間を超えて英雄になろうとするのをディア様の愛?で人間に留まれたが既に戦力としては空前絶後、騒乱の種は間違いなし。だからこそ続きを読ませてください
  • みやしん
    2025/09/11
    主人公の巻き込まれた環境や狂気にも似た竜への執着など非常に面白かった。しかし竜が英雄を求むのは分かるが、今巻のバトルはクライマックス雰囲気は非常に出ても、趨勢は実はあやふやだったりする。この辺、『FSS』の剣聖と挑む若者みたいな構図。友情出演枠の前巻の人とか、死にそうな人が全然死んでない。願わくばもう一冊出て欲しい。
  • ききぞう
    2025/11/27
    2巻で終了なのは少し勿体無いような、ダラダラ続けるよりは良かったのか。 以前読んだ作品のような荒々しい切れ味の作品ではないものの、面白さはそのままで スッキリ読みやすいお話でした。