青春ブタ野郎はビーチクイーンの夢を見ない+
発売日 :
2025/07/10
貴重な特典小説に書き下ろしをプラスした、ファン待望の『青ブタ』短編集!
その日は峰ヶ原高校の体育祭。咲太はいつも通り、かえでに起こされ学校に向かう。理央や佑真と同じ青組で応援を決め込むも、憂鬱な相談が舞い込んで……。
「玉入れのメンバーに欠員が出たから、咲太が出てくれ」
任されたのは、急に姿を消した同級生にしてビーチバレーのジュニア選手でもある大津美凪の代役。朋絵と玉入れをしたり、のどかと借り物競争に出たりして、ようやく訪れた麻衣とのお弁当タイム。
ところが、その途中立ち寄ったあるところで美凪の姿を発見し――!?
書き下ろし『トロピカルサマー』も収録する『青ブタ』初の短編集をお届け!
「玉入れのメンバーに欠員が出たから、咲太が出てくれ」
任されたのは、急に姿を消した同級生にしてビーチバレーのジュニア選手でもある大津美凪の代役。朋絵と玉入れをしたり、のどかと借り物競争に出たりして、ようやく訪れた麻衣とのお弁当タイム。
ところが、その途中立ち寄ったあるところで美凪の姿を発見し――!?
書き下ろし『トロピカルサマー』も収録する『青ブタ』初の短編集をお届け!
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784049164046
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みんなのレビュー
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よっち2025/07/1021円盤特典のブックレットや、劇場版の来場者特典に書き下ろし短編を収録した短編集。体育祭で理央や佑真と同じ青組となった咲太が巻き込まれる同級生の消失事件。咲太と麻衣さんのホワイトクリスマス。そして夏休を満喫する咲太とヒロインたちの姿が描かれる書き下ろしの3編で構成されていて、全然やる気がなかったのに代役として駆り出されて朋絵と玉入れをしたり、のどかと借り物競争に出たり、なんだかんだで頼られる咲太がらしいなと思いながら読んでいましたけど、そんな彼と麻衣や周囲のヒロインたちらしい関係も描かれていて良かったですね。
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芳樹2025/07/1419ネタバレあり3つの作品からなる青ブタシリーズ最初で最後(?)の短編集。DVD特典『ビーチクイーン』は"かえで"のブラコンっぷりはやっぱり可愛いな〜としんみりし、映画の来場者特典だった『ホワイトクリスマス』は『ゆめみる少女』の後日談なので、映画のあのシーンやこのシーンが浮かんできて思わず涙がで得そうにになりました。書き下ろしの『トロピカルサマー』は、これが青ブタ『最終話』であるなら、あえて大学生編の前日譚とした鴨志田氏に感謝したい。何故なら大学生編を振り返りたくなったからですね。シリーズ完結を心よりお祝い申し上げます。
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らいおねる2025/07/129アニメに合わせて詰め合わせって感じでぶっちゃけあまりこういうやり方は好きじゃないんですがこのシリーズが好きなので買ってしまう。映画も観に行って、なんならおまけの短編が欲しくて行ったのでそれも既読なんです。それでも作者の前作の【さくら荘~】も含めて好きなんで。咲太の言葉選びの独特さが好きで多少、私生活にも影響したくらい。良いシリーズでした。
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みじんこ2025/07/135ネタバレあり表題作は咲太の視線・言動がブタ野郎だなと思いつつ、「彼女にだけがんばらせていいのかよ」など偶にかっこいい。美凪と夏帆がどうなったかは気になるが、ふたりだけが知っていればいいことなのはそれもそうだと思える。ホワイトクリスマスは例の事故の世界線が思い出されつつ、大切な麻衣さんと過ごす穏やかな時間を素直にいいなと思えた。最後のトロピカルサマーはここでも朋絵との遭遇率高いなと思う。皆楽しそうで、麻衣さんの無邪気な笑顔に咲太も満足だろう。まだ読みたいが、あとがきの思春期と青春には区切りが相応しい、というのは頷ける。
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リク@ぼっち党員2025/07/105ネタバレあり開幕のかえででもう泣ける…。本編のシリアスな展開ではなかなか見られなかった、日常を楽しむ姿が嬉しい短編集。体育祭の競技とか、乗り気じゃなくてもやると決めたことには真摯に向き合うのが咲太の良さだなぁと改めて思った。悩める少女相手にも同じスタンスだから頼られるのも頷ける。そう思うと咲太を知ってるのに拒絶する上里って特殊だなぁとも。書き下ろしでは夏を満喫。咲太と遊んでいる時にだけ見られる麻衣さんの笑顔が素敵だった。麻衣さんの咲太大好きな一面はやはり良いモノだ。その笑顔を守るためにも、これからも全力で走ってくれ!
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