引退した皇帝騎士、帝国三大組織の主となる かつて救った少女たちが恩返しのため組織を立ち上げました
発売日 :
2025/06/20
救った恩返しは、何でも望みを叶えてくれる組織!?
エルドストロム帝国の三大組織――銀狼騎士団、火鳥商会、白鯨魔術院。帝国の秩序を守るには不可欠な存在の三大組織だが、帝国ではなく己の主にのみ忠誠を誓い、主の名を喧伝するため、日夜対立し手柄を奪い合っていた。
元皇帝騎士のアールは、皇女から三大組織を制御して欲しいと告げられ、組織を立ち上げた三人と会うも――。
「ご主人様、ご奉仕させてください!」
「ボスのこと、ヒモにして養ってあげるから!」
「マスターは、甘やかされて、癒やされたいんだもんね」
アールが五年前に救った少女たちで! 恩返しに、何でも望みを叶えてくれる少女と組織を手に入れ!?
元皇帝騎士のアールは、皇女から三大組織を制御して欲しいと告げられ、組織を立ち上げた三人と会うも――。
「ご主人様、ご奉仕させてください!」
「ボスのこと、ヒモにして養ってあげるから!」
「マスターは、甘やかされて、癒やされたいんだもんね」
アールが五年前に救った少女たちで! 恩返しに、何でも望みを叶えてくれる少女と組織を手に入れ!?
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 858円(本体780円+税)
- ISBN: 9784040759432
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2025/06/2121かつて帝国や多くの人を救い、とある事情から帝国騎士を辞して旅に出たアール。彼が5年ぶりにかつての主・第3皇女フィナに呼び寄せられるファンタジー。混乱が続く帝国の復興に貢献しながら、主の名を喧伝するため、日夜対立を続ける三大組織。フィナから帝国ではなく己の主にのみ忠誠を誓う彼女たちの主となり、三大組織を制御するよう依頼される展開で、かつてのアールの戯言を信奉して、努力を続けてきたヒロインたちと再会して交流を深めながら、明らかにされてゆくかつての因縁に向き合い、決着をつけてみせた結末はなかなか良かったですね。
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まっさん2025/06/2816★★★ エルドストロム帝国の三大組織…銀狼騎士団・火鳥商会・白鯨魔術院。五年前に発生した魔獣による大災害の後、命を散らせた12の帝国騎士亡き今帝国の秩序を守るには必要不可欠の組織である。彼らは帝国ではなくそれぞれの主にのみ忠誠を誓い、日々主の名誉を喧伝する為に手柄を競い合っている。だがしかしそんな彼らの主が同一人物だったとしたら、果たして彼らは敬愛し、そして恋焦がれる主へ等しく付き従えるのか。答えは否、断じて否である… 私の好きがふんだんに詰め込まれた作品。パッケージの印象もかなり良く読む前から→
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のれん2025/06/2915ネタバレあり作者の前作同様、同レーベルで流行りの展開スタイルを土台にしつつ、差別化をうまくまとめた手堅い作風。 ヒロインたちよりも女王と主人公の元仲間(帝国騎士)たちが話の展開としてうまく使えそうかな、と思ってしまうが、話の主軸も変えられるようにしている、ということだろうか。 他者から別人と思われる主人公というヘンテコ話が主人公の秘密布石になっているというのも、わかりやすく入れる。 この作者は柔軟かつ、求められるものを出力できる器用なタイプなんだろうな。いつかドカンと当たりそう。
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真白優樹2025/06/209非常に強力な魔獣を討伐するもとある理由で国を追われた少年が、自分が救った少女達が相争う国に帰還し始まる物語。―――胸に満たしてくれたその想い、裏切らぬために。 少女達の愛の重さで溺愛される中、主としてふさわしくあろうと頑張る物語であり、騎士としてではなく主として、時に信じ主として戦い抜く、ハーレムファンタジーの真っ直ぐな面白さが詰め込まれた作品である。一つの事件を解決し、だがまだ国は動乱の中。果たしていつか少年の名誉は回復するのか。そして、少女達の献身の行方とは。 次巻も勿論楽しみである。
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尚侍2025/07/037面白かった。いい意味で軽い展開で、ヒロインたちの中から好みのキャラを選んでその子の描写を楽しめばいいという感じだったので、気軽にさくっと読むことができました。この手の作品はあまり細かいことを言わずそのように楽しむのが本道だと思うし、主人公が強くてヒロインがかわいければ大抵のことはなんとかなりますから、そういう意味でもライトノベルはこういうのでいいんだよという作品でした。
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