たんぽぽのまもり人
発売日 :
2010/04/26
「ずっと、君の手を握っているよ」 天の使い“守護者”(ガーディアン)と少女のラブストーリー
この世のすべての人ひとりひとりの側に降り立ち、その生涯を共に歩む、天からの使い―― 「守護者(ガーディアン)」。 修行中のガーディアン・トキオは、今回初めて女性を担当することに。彼女の名は翼。雪のクリスマス・イブに生まれた、素直で心優しい、でもちょっとそそっかしい女の子。トキオの傍らで、翼はすくすくと育っていく。だが、どんな時も彼女の良心と勇気を懸命に支え続けるトキオの姿は、決して彼女の眼に映ることはない。そして翼が初めて恋を知った時、トキオの中にはある痛みが……。人間たちと無償の愛を生きる守護者たちを巡るラブ・ストーリー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048685337
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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Shinji2015/08/2562ネタバレあり一人一人にガーディアンかぁ…… そうであって欲しいな! なんか気になって顔を向けたりとか、ふと思い出すとか、理由づけ出来ないからね。担当のマリス(人間)が生まれる時から天寿をまっとうするまで ほぼ見守るだけ… マリスの人生には大きく影響を与えられない っていう守護霊とかとは違う存在が、小さく仄かな温かさながら大きく包み込む感じがして良かったです!アイデアもストーリーも気に入りましたが、トキオが前についたマリスのことも掘り下げてもらいたかったですね。空港で翼がトキオ見た様子が目に浮かびます。
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ひめありす@灯れ松明の火2013/11/1750初雪。ホワイト・クリスマス。羽舞うように雪はひらひらと落ちて。まるで天使が翼を忘れて、この世に生まれ落ちてきたみたい。そんな美しくて繊細な言葉の似合う優しい物語。恋をして急に綺麗になっていく翼の姿はとても愛しいものだけれど、そんなせっかちな女の子の成長にトキオと一緒に不安になったりはらはらしたり、怒ったりしました。喪われてから、失くしたものに気が付く人間と。愛しいものの失われる時を知っているガーディアンと。抱きしめてるのに、護っているのに気が付かないなんて。切ないけど、二人のこれからが幸福でありますように
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たるき( ´ ▽ ` )ノ2014/04/1229切なさとあったかさの詰まった内容だった。できれば、もう少し続きを書いて欲しかったな。優しく癒してくれる一冊(*・ω・*)
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そのぼん2013/12/0329その人の人生に寄り添って見守り続ける『守護者(ガーディアン)』と言われる存在の目線で描かれたお話でした。全体的に優しいイメージの作品でしたね。守護者に見守られている少女が可愛くて、なんだかこちらも見守るような気持ちで読んでいました。
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ソラ2010/08/1712内容(「BOOK」データベースより) この世のすべての人の側に降り立ち、生涯を共に歩む、天からの使い―“守護者”。そんな守護者のトキオが初めて女性を担当することに。彼女の名は翼。雪のクリスマス・イブに生まれた、素直で心優しくてちょっとそそっかしい女の子。彼女はトキオの傍らですくすくと育っていく。だが、いつも翼を懸命に支え続けるトキオの姿は、彼女の眼に映ることはない。そして翼が初めて恋を知った時、トキオの中にはある痛みが…。人間たちと無償の愛を生きる守護者たちを巡る恋の物語。
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