グランクレスト戦記 1 虹の魔女シル-カ
発売日 :
2013/08/25
混沌を治め、聖印に到れ。水野良が紡ぐ最高の戦記、始動!
孤高の天才魔法師・シルーカ、孤独な戦いに身を投じる騎士・テオ。ふたりが交わした主従の誓いは、戦乱の大陸に変革の風をもたらす! 秩序の象徴“皇帝聖印”を求め繰り広げられる一大戦記ファンタジーが始動する!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784829139295
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
-
合縁奇縁2019/03/1794「わたしは騎士テオの聖印と契約し、永遠の忠誠を誓います」孤高の天才魔法師・シルーカ、孤独な戦いに身を投じる騎士・テオ。ふたりが交わした主従の誓いは、戦乱の大陸に変革の風をもたらす。水野良先生の本を読むのはこれが初めてで、これぞ王道ファンタジーと言う感じです。今流行のハーレム展開や、主人公が無双する話じゃないのが一番良い。序盤から固有名詞や地名が無数に出てきて覚えるのが大変。爵位と聖印の設定は面白いと思った。あれだけ戦って、また最後に振り出しに戻るなんて…。
-
よっち2014/05/3066意に染まぬ契約のため君主の元に向かっていた魔法師シルーカが、道中襲われたところを助けた流浪の騎士テオに運命を感じて契約、二人で君主を目指すお話。ゼロからのスタートながら、襲った君主の領土を奪いテンポよく領土を広げていくスピード感は、ベテラン作家さんらしい安定感と合わせて流石だなと感じました。今回は性急過ぎる勢力拡大の反動で、苦境に陥ってしまいましたが、君主としての地位に固執することなく、一介の騎士としてシルーカとの契約を取ったテオの清々しさに、この物語の今後への期待を感じさせてくれました。面白かったです。
-
いっぺ2015/09/1738ネタバレあり水野さんの小説、何年ぶりでしょうか。ロードス島伝説以来かな。グランクレストはゲーム自体が気に入っているので、その視点で読んでました。ゲームのシナリオ展開として見て、養父アウベストの進言とマリーネの決断や、アルトゥーク伯の軍略など、シルーカと一緒に読みきれなくてハラハラしました。私のように浅はかな人ばかりではないので見抜く人もいるでしょうが、シナリオの仕掛けとしては秀逸のレベルで、こんなシナリオが考えられたら素敵だなぁと、純粋に憧れます。続きが遊んでみたくなりました。
-
びゃく2014/03/2937ネタバレあり図書館。王道なファンタジー戦記もの。流浪の騎士・テオと、彼と契約を結ぶことになった魔女・シルーカ。なんていうか、特に後半からは怒涛の勢い。王道なわりにご都合主義過ぎないところが良いかも。ただ、1巻ということもあり、若干、ここぞという見せ場には欠けるかな。ちょっと詰め込みすぎ?君主としての器を感じさせるテオと、もふもふのケッシ・シーの殿下がお気に入り。シルーカもどんどん可愛くなって、二巻が楽しみです!
-
如水2018/05/1436小6の時に『ロードス島戦記』を読んで以来の水野本。現在アニメが放映中ですが、ガッツリハマッてます💧毎週楽しみにしてます(笑)。で小説なんですが、1巻はアニメ版まんまで3話分が1冊になってます。ただ細かい所(例えばフラッグの名前とか)は覚えていませんでしたので補完にはもってこいの作品。又、『戦記物』ですので人によっては好き嫌いが出て来るとは思いますが、僕はこれぞ『戦記物!』と言える作品では無いかと。一から全てを考え、長い歴史物を創る...そして1巻で起承転結してる。凄い才能🤔全10巻なのに。
powered by
レビューをもっと見る