電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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Yobata2015/03/0139周囲に不幸を撒き散らし、政府から「有害者」認定されている斉藤アリス。彼女に近づくものはいないと思われたが、唯一オカルト現象を信じない山野上秀明はアリスの不幸を科学的に解明しようと近づき…。不幸体質少女とそれにめげずに付き合う少年の青春ラブコメ。割と珍しくないパターンのラブコメで、アリスと秀明の仲だけを見ると割と軽く読めるけど、国家の陰謀などが絡み,人の生死が普通に入ってくるので若干重い所も。そもそも「有害者」という言葉が意図的なんだろうけど悪い先入観を持たせる言葉だよね…。しかしそんなの関係なく→
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ゆうと2013/07/1336斎藤アリスは有害者である。という前提から始まる物語。。。自分に降りかかる不幸を誰かのせいに出来たらどれだけ楽だろう…。確かに、彼女の周りはいつも事件や事故で溢れている。しかしそれは彼女の思惑か、彼女の不運か。そして彼女は有害者か、それとも被害者か。。。どんな時代であっても理不尽に怒りの矛先を向けられる人がいる。しかし当事者たちは心の中では実はわかっているのである。『誰のせいでもない。』と。この本を読んでいろいろと考えさせられる部分があり、主人公の勇敢さ、アリスの優しさにほっこりとさせていただきました。
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謡遥2013/02/2634すんごい面白かった。三人称視点のラノベって珍しい気がするけど、淡々とした文章で二時間で読破してしまった。なかなかうまい話の作り方してるし、揺るぎないキャラクターがかっこいいし。
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ソラ2013/03/0330最初のころはラブコメっぽくゆるゆるとした展開だったけど、途中から不穏な単語が出始め、あの人は亡くなり…。ただ、最後はハッピーエンドということで良かったかな
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コリ2013/01/2029これはかなり良好なボーイミーツガール。設定は重いけれどシリアスな展開だけでなくコミカルな日常パートとのバランスもとても良かった。アリスの小動物的な可愛さに癒される。もっとツンツンしてるかと思ったら全然そんなこと無かった。なんなのこの可愛い生き物(笑)秀明とどうか二人で幸せになって欲しい。頭はいいけど色々残念な長谷川も面白かった。これで終わりっぽいのがちょっと残念かな。
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