殺戮ゲ-ムの館 下
発売日 :
2010/03/25
一人、また一人と殺されていく悪夢。これは仕組まれたゲームなのか――?
密室に閉じ込められた福永祐樹含むオカルトサークルメンバー11名の前に待ち受けていたのは、一方的に提示される不可解な《ルール》と、夜を迎える度に一人、また一人と殺されていく悪夢のような現実だった――。 やがて祐樹たちの前に“警告者”が現れ、密室の中で行われる死を賭けたゲームの存在と、どこかに“殺人犯”がいることを告げるが……!? 疑心渦巻く密室サスペンス、下巻!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 605円(本体550円+税)
- ISBN: 9784048684699
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みんなのレビュー
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キャプテン2016/12/2271★★★★★_「住宅情報クローズドサークル☁︎フェア」第ニ軒目下《村の館》。【⑨集合スペースで多数決が可能(共益費は発生します)⑩駐車場無し⑪大学生たちに人気の物件⑫恋人・親友・仲間などの本心を垣間見ることができる希少物件⑬コンシェルジュ《兎》付⑭リアル人狼ゲームのアフターケアはお任せください】宿泊者レビュー:このお値段でここまでのサービスを受けられるなんて…!部屋は綺麗だし、コンシェルジュの兎さんも愉快だし。仲間にも紹介します!また来ます!それにしても《館×大学生サークル》って絶対凄惨なことになりますね。
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モルク2019/03/2169密室に閉じ込められ、人狼ゲームに巻き込まれたサークルメンバーの後編。一人また一人とメンバーが密室で殺されていき、緊迫感が増す。疑心暗鬼に陥り、殺されたくない、が自分が魔物であると思われたくない、心理戦での駆引きに息が詰まる。残っていくのは物語の主要メンバー。最後はもうちょっと捻りがほしかった。なんか誰もうかばれない。
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かのこ2018/02/1658【館まつり】参加作品。村人と魔物の対決は続く。衝突、疑念、非情な選択…、最後の朝に残る者はー。私的に、続きが気になって、読むのをやめられなくなる本に対して、読ませる、読ませられるという表現をしてしまうのですが、読ませられた!笑 下巻は、一層の緊迫感の下、魔物を積極的に考察する展開も。個室に入る順番であぶり出したり、不可解な言動の把握とかは全くできなかったけど笑、遊戯的な連続殺人の雰囲気は(物語として)面白い。キャラクターにもう少し魅力があれば、終盤の展開の印象も変わってくるのかなー。けど、私的良作でした。
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ちーたん2019/02/1750★★★★☆下巻読了。まさに人狼ゲーム。仲間を疑い、自分は魔物じゃないと牽制しあう生存者達。もしこの状況下に自分が加わってしまったら、早いとこ脱落してたほうが気楽かもーと思ってしまいましたー。探偵役が1人、全体をまとめていきますが、究極の状況の中なので、冷徹な戦略に出たりもします。結末で知る魔物の心理。あくまで小説の域の作品ですが、非現実ストーリーの名手、藤原竜也さん主演で映像化したらそれなりに面白そう!ただ、読後イヤな気分が残るので、ちょっとイヤミスなのかも。
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yoshimi2018/04/0533ネタバレありいわゆる人狼モノ。装丁や話のおどろおどろしい雰囲気とは違い、最後までロジックで固められた作品。ある意味フェアではあるけど、登場人物たちの背景に踏み込んでいるようであまり踏み込んでいないせいか、ちょっと拍子抜け。どの人物にも感情移入出来なかったからこそ、最後までフィクションとしてこの作品を楽しめた感もあり。それにしても、あの記述は誤植だったのか著者の書き間違いか。話に関係あるのかと思ったけど全く無かったのも拍子抜け 笑。
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