角川ビーンズ文庫の新刊
みんなのレビュー
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みちゃ2011/07/01201最終第18弾!劉輝の王としての成長も凄く良いけど、やはり秀麗の復活!色々な人の力を借り最後の1日になると知りながらそれでも真っ直ぐに劉輝の所へと駆け抜ける姿が印象的!男子陣の活躍も凄いけど劉輝や楸瑛と共に旺季の前に並び立つ秀麗の姿よかった!しかし、年の功には勝てないのか最後においしい所を全部、彼に持っていかれた気がしてならない!いや本当に悠舜のあの登場のしかたはズルいっ!ほぼキャスト総登場な場面で出番を食われた黎深と絳攸が少し哀れ…大団円でありながらもどこか最後は少し切ない終り方が素敵。本当に良かった!
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エンブレムT2011/08/31169おおーっ!やったじゃん!!数巻前の、最低の底を踏み抜いちゃったよーな時にはどーしたもんかと思ったけど、反対側の表まで突き抜けちゃって大団円を迎えるとはっ!劉輝にしか成し得ない最上治に大納得だよー!!!・・・もはや誰の口調に影響されたのかすら判らない感想が脳裏をかけめぐっております(笑)正直ここまで綺麗に物語が終結するとは、前巻読了時点でさえ思えなかったので、いろんな意味で「うわあぁ~、良かった~~~♪」です。ラストの、幕がサアァーって降りてきたようなあの瞬間は言葉に出来ない思いで胸がいっぱいになりました。
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まりもん2011/07/03154色んな人達の思いがかさなってあのような結果になったんだなと実感。この巻では悠舜がどうするのかが気になって仕方がなかった。でも最後はやっぱり秀麗でしたね。
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れいぽ2012/09/04138うわあああ。終わってしまったー(>_<)劉輝、どうするのよ?の展開からの、この巻き返し!しかも「流れ」として自然。すごいなー。雪乃さん。デビュー作にして圧巻な大作。秀麗ちゃんとともに22冊駆け抜けました。読めてよかったです~。彩雲国シリーズありがとー!
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ひめありす@灯れ松明の火2012/04/22102始まりは、紅い風。蕾の桜花へと手を伸ばすたった一人の貴妃。あれから三年。どれだけ泣いて、怒って、笑って、何を得て決意したのだろう。夜に咲く紅梅の如く芳しい香り。麗しき君を咲かせずに手折ろうと何度思っただろう。けれど、時満ちて否応なく花開く。爛漫に咲いた花は何もかも包むように花弁を開き、働き者の両手であらゆるものを抱きしめたまま走って、走り抜ける。誰よりも早く、誰よりも可憐に駆け抜けていった紅の姫君。その最期を惜しむように、紅の花びらが散る。散った花は土へ帰るだけ?いいえ、散った花は時代の、そして次代の糧。
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