アリス・イン・ゴシックランド 霧の都の大海賊
発売日 ：
2011/05/01
大英帝国転覆を阻止できるのは、ホームズの妹と貴族刑事だけ!?
19世紀末、霧煙る魔都ロンドン──。怪事件・大事件多発の陰には、巨大犯罪結社の暗躍あり！ 大英帝国転覆を謀る悪漢どもを相手に、貴族刑事ジェレミーと、世界一有名なあの名探偵の妹は、いかに立ち向かうのか!
- レーベル： 角川スニーカー文庫
- 定価： 649円（本体590円＋税）
- ISBN： 9784044739072
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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ぽま2012/12/2414恐らく、区分としては「不思議の国のアリス」のオマージュとして捉えるのが正しいのだろうが、ここでは飽くまで、ホームズ譚のパスティーシュとして。／ホームズの妹キャラクターとして、「イグレイン・ホームズ」が登場。兄譲りの推理力と変人っぷりを発揮する。正典ネタとしては、作中に題名として出てくる作品群を除くと、マイクロフトの登場と「教授」の存在くらいか。開始早々20ページ目にして彼らの話題が出てくるが、今巻ではホームズもワトスンも不在。敵方のフック船長の正体を、正典に絡めていた点は好印象。
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割れたオカリナ2014/04/1110ネタバレあり時代は19世紀末、古きものと新しきものが交差する時代、そんな時代の中で貴族なヤードと名探偵の妹がロンドンを駆けずり回る ゴシックはいいね、何がいいって新時代の到来を喜ぶ裏にも古き時代を守ろうとする賢明さがいいバランスでいいよね あと是非ともノーチラス号は欲しいです！、この時代にレールガンがあるとか胸熱すぎる しかしアリスとジルは何者なのか、そして彼女らの目的は？ 次巻も気になりますね！
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ヴィオラ2020/05/068ホームズの妹と聞くと、どうしてもエノーラの６巻！って思ってしまいますが、今作の妹はイグレイン(^^) 主人公ジェレミーと共に、連続切り裂き事件の捜査に乗り出します。19世紀末ロンドンを舞台に、史実&創作キャラクター達が繰り広げるヴィクトリアンファンタジーって所かな。ネタは本当に豊富にあるので、あとは料理の仕方次第って感じですが、フック船長の出自をホームズ正典にもとめたり、なかなか頑張っているのでは？ まぁ、好物なので読んでて楽しいです(^^)
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ぽま2015/01/017積読していた３巻めを読むために再読。／ホームズの妹・イグレインの推理は、この巻が一番冴えている印象。『緋色』や『ボール箱』、バリツなど、正典ネタも満載。／１巻での敵の狙いは、ロンドン塔の宝物庫に保管されている「本物の」黒太子のルビー。電磁加速砲の光線兵器の材料になるとのことだが、折角のヴィクトリア朝設定、もう少しスチームパンク寄りでも良かったかもしれない。
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そのぼん2011/08/194中世ヨーロッパの香りがします(笑)。軽く読めました
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