空色パンデミック 3

空色パンデミック 3

発売日 : 2010/09/10
“空想病”という迷宮を彷徨い、僕が辿り着く真実とは――。
“空想病”という迷宮を彷徨い、僕が辿り着く真実とは――。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 616円(本体560円+税)
  • ISBN: 9784047267268

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みんなのレビュー

  • ぺぱごじら
    2011/07/21
    これは賛辞ですが、『セカイ系』というか亜流の、でも中々良質な『ワサビ抜き筒井系』を読んでいるような気分になった。目次の『三度…』で噴き出し(笑)、第1章の出だしで『あ、もう始まってんだ』と気付いてもそんな事に意味は無く、以降は幾重にも折り重なる『メタのミルフィーユ』に瞬殺の圧殺(笑)。最後まで読みきっても何が本当なのかよく判らない…が面白い(笑)。にしてもこんなに身近で世話を焼いてくれる青井くんを置いて、何故彼は結衣さんのために闘うのだろう(苦笑)。…ま、男の子はバカですから仕方無いけどね(^-^)。
  • KEI
    2010/09/09
    購入。秋に桜が咲き、太陽は西から昇る。そして僕は、晩夏の中寒気で全身が粟立った。「怖い」。この作品を形容する言葉にコレ以外は浮かばない。まるで何も信じられない。全てが虚構、夢幻。何度、景(偶然にも漢字は違えど同じ名前)と一緒に絶望を味わったかわからない。うん、これは今年一番の作品。
  • 星野流人
    2011/01/08
    これは完全にやられた。“空想病”という設定を存分に生かし、そして2巻までの伏線も全て回収。使える要素なら、作品そのものまで作品の要素の一部にしてしまう。「もうここまで来たら騙されないぞ!」と意気込んだ読者を、またまた見事に騙してくれた。いやはやおそろしいな、空想病は。 綿密に練られたストーリー構成は、読んでいて圧巻。作品の性質上、曖昧模糊ではあるが、「セカイを敵にまわす」想いが伝わってきて良かった。というか今回もやっぱり森崎かっこいい&心音ちゃんかわいいな! ベストイラストは、31頁の景と青井。9/10点
  • 竹花 樒 - Shikimi Takehana
    2010/12/02
    メアリーとの出会いを経て、真夏のクリスマスを前に新たな物語が始動する。主人公の「僕」と「ぼく」が分裂し、「感染者」と「罹患者」の区別は付かなくなり、メアリーの精神統合の野望とは逆に景のアイデンティティは喪失の危機を迎える中で、セカイを飛び越えて「君」を探しにいく「僕」の物語に終始翻弄された。我を取り戻した景のセカイは《教会物語》と混交し、結衣はセカイと同化して、「本田誠」は消失する! 興奮冷めやらぬ「空想」を経て「現実」を取り戻した景が「空想」を起点にした繋がりを認知する幕引きが心地良いセカイ系編でした。
  • KUWAGATA
    2014/02/12
    「僕」と「ぼく」、「現実」と「メタ」が入れ子構造に目まぐるしく入れ替わるセカイ。読者であるこちら側も、ついていくのが大変である。「了」までもが、入れ子構造だし(笑) まだまだ安心できない本シリーズ。最終巻の最後の一文字まで、あまり自分の予想は差し挟まない方が賢明なのかもしれない。でないと、既読者の方の失笑を買ってしまいそうだ。