甘栗と金貨とエルム

発売日 : 2010/02/25
高校生探偵・甘栗晃、鮮烈デビュー!! 瑞々しくてほろ苦い、青春ミステリ
高校生の甘栗晃は、突然亡くなった父親に代わり、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生・淑子の母親探し。――美枝子は鍵の中に? 謎めいたこの一言を手がかりに、調査を始めた晃だけど……!?

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

角川文庫 キャラクター文芸の新刊

  • 黒猫とショコラトリーの名探偵 シークレット・ビターチョコレート
    黒猫とショコラトリーの名探偵 シークレット・ビターチョコレート
    恩人のショコラティエが冤罪で逮捕!? 猫ミステリ堂々完結!
    高里椎奈 (著者) / 伊東七つ生 (イラスト)
    発売日: 2025/11/25
    角川文庫 キャラクター文芸
    試し読みする
  • 皇帝陛下の禍祓士 堕ちた後宮
    皇帝陛下の禍祓士 堕ちた後宮
    穢れの謎を解き、皇帝を救え。謎多き女道士による中華退魔ファンタジー!
    柊 (著者) / syo5 (イラスト)
    発売日: 2025/11/25
    角川文庫 キャラクター文芸
    試し読みする
  • 袖の香はひそやかに薫る 平安身代わり恋ものがたり
    袖の香はひそやかに薫る 平安身代わり恋ものがたり
    「あなたは一体誰――?」運命に導かれて出会った二人の平安ラブストーリー
    深山くのえ (著者) / 鴉羽凛燈 (イラスト)
    発売日: 2025/11/25
    角川文庫 キャラクター文芸
    試し読みする
  • その呪物、取扱注意につき 全滅学級の呪い
    その呪物、取扱注意につき 全滅学級の呪い
    「全滅学級」に隠された謎とは!? 呪物を紐解くオカルトミステリ第3弾!
    谷尾 銀 (著者) / アオジマイコ (イラスト)
    発売日: 2025/11/25
    角川文庫 キャラクター文芸
    試し読みする
  • 祟り神さまの災愛なる花嫁 2
    祟り神さまの災愛なる花嫁 2
    『十番様の縁結び』の著者が贈る新たな和風契約婚物語、待望の続刊!
    東堂燦 (著者) / 沖田ちゃとら (イラスト)
    発売日: 2025/11/25
    角川文庫 キャラクター文芸
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ううち
    2014/06/24
    続編から先に読んでしまって、こちらを慌てて探しました。謎だった金貨の出処などがわかってスッキリ。甘栗くんのキャラがかわいく思えるのは自分の年がだいぶ上だからかな?謎解きも凝っているのに読みやすくて面白かったです。甘栗くんが食べる名古屋フードが気になります。
  • らぴ
    2010/08/29
    名古屋に出かけた帰り道での読了。和製ハードボイルドは苦手なのだが、これはなんかものすごーく好みだった! 甘栗くんのキャラがなんだかとっても好き。ハードボイルドを気取っているわりにはちょっとドジだったりして(笑)自分で「かっこわる……」とか思っているあたりがとてもいい。米澤穂信にも通じるクールでちょっぴりダークなイメージがなんとも言えず好き。
  • kohaku
    2011/06/09
    初読み太田忠司さん。初めは甘栗君のに慣れるまで少しかかりましたが、ペースを掴めれば一気に読了。甘栗君は年齢の割に落ち着いているものの、背伸びをしている表現も描かれているのがちょっと笑えたり。ちょっとひねくれ者ですが一本芯があるのも好印象。派手さや圧倒的なものはないものの、最後に驚く展開が。読了感も良かったです。次第に探偵としての素質に磨きがかかり始める辺り続巻に期待。どちらかといえばミステリー要素よりも青春部分を楽しんで読んだ。
  • 竹城 俊之介
    2020/10/25
    ファンタジックな表紙やタイトルとは裏腹に、探偵の父を事故で亡くした高校生甘栗君が、父のやりかけた依頼を引き継ぐリアルな探偵物。依頼は「突然失踪した母親探し」。完全なる素人の高校生が、四苦八苦しつつ探偵の仕事に挑むのかと思いきや、事件は意外にサクサク進む。だが、最後には意外な事実が、、 太田先生の小説は食事描写が印象的。野菜嫌い&保護者不在の甘栗君は、外食中心のかなり偏った食生活で大丈夫か心配! アルタで「いいとも」やってたり、携帯機種の説明してたり、色んな描写が懐い。 ゲストの藤森さん登場が嬉しかった。
  • したっぱ店員
    2010/12/28
    高校生探偵甘栗君、仕方なく引き受けた初依頼の顛末は・・??翻訳物のような、ちょっとクールな文体と、途中で出てくるキャラの名古屋弁のミスマッチが楽しい。捜査につれて明らかになっていく、亡くなったお父さんの人となりが魅力的で、存命中のお話も読みたかったなあ・・とちょっと残念。軽いけれど読後感も爽やか、脇の人物もいい味でてます。第二弾も名古屋炸裂、「シロノワール」が楽しみです♪