鍵開けキリエと封緘師 モラトリアム・ミッドサマ-
発売日 :
2010/05/25
禁断の監獄砦の最奥で、美しき《大統領》は何を隠しているのか?
美しき《大統領》に封緘術を学ぶようになったキリエは、自問自答を繰り返していた。――なぜ自分はこんなにも「開けたい」んだ? そして訪れる来訪者たち。厳重に閉ざされたはずの歴史の扉が、開いていく……
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784829135204
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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たこやき2011/06/024「鍵を開けてどうするんだ?」 ある意味、キリエの悩みって、ものすごく根本的なところのような……。ただ、「モラトリアム」とあるように、そういう悩みというのは誰もが経験をするのかも。特に周囲が動けば。そんな中で、大統領を巡って話が動き出すなど、繋ぎの巻として十分に機能しているように感じた。ただ、次巻で完結とのことで、それだと分量的にも、と思う。それらを含め、どうまとめるのかに注目したい。
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SHI-NO2010/05/212なんというかライトノベルの童話を読んでいるみたいだ。ミミズクとはまた違った感じがして少し不思議に感じる。★★★★
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ただの猫好き2020/11/181〇。この静謐な空気を維持したまますすんでいく物語はこの作者でしか味わえないでしょう。主人公が鍵開けに集中するあまり、成長があまりみえないのが難点ですが
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帰化の隠された世界2014/05/061この巻少し普通の感じ、新しいのキャラ来たり。
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radish2010/08/161一巻よりも主役が主役らしい活躍をしているが、やはり、情緒欠陥の脇役っぽい部分はそのまま。異常性癖を前面に押し出すならそろそろそうなった理由を説明して欲しい。
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