角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2015/05/3158ネタバレありやっと読めた〜!これ本当にルビーですか⁈と唸ってしまう。しかもこの薄さでこの濃ゆさは凄い。なんとかギリで記憶が戻って良かったよ恵多。これは再読しそう。
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じぇい2014/10/1814ネタバレありう~うなるほど上手い。さすが沙野さん。ルビーとは思えないクオリティ。父親の死のショックから記憶が虫喰いになってしまった甥「恵多」と兄の事業を継いだ叔父「章介」の話。受け恵多の視点で話が進むので不安と焦燥感を掻き立てられる。当て馬というか敵役が見事なクズっぷり。自分の推論とはちょっと違ったが、すべてが明らかになると何を考えているかわからなかった章介の忍耐力に拍手。濡れ場ばかりではないのに恵多と章介の間の緊張感とエロスの香りが見事。
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青龍2015/10/3013中古書店で購入。このレーベルにしては、重い内容だけど、この作家さんにしては、軽めかな。このページ数で、よくまとまっていますね。お母さんが家を出たのにも何かありそうと感じたけど、それは、考え過ぎだったな。
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諏訪 聖2014/11/1713ネタバレありふと沙野さんの本で水が怖い受けが出てくるのがあったよなーと探して再読。ルビーのこの薄さでここまでの内容の濃さはさすがだなぁと思います。攻めが序盤に女性ものの香水の匂いをさせて帰るけどあとがきで沙野さんが「会社にストックして自分でつけてる」と書いてあって尚のこと萌えてしまった。あじみねさんの無精髭の攻めのイラストが秀逸。
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さち2010/06/06133年前の父の死が原因で前後何年かの記憶を部分的に失った恵多と一緒に暮らし傍で支え続ける叔父の章介。記憶の欠落でそれまで信じてたものが他人によって崩れていく恵多も苦しかったと思うけど、それを上回る章介の苦しさが痛々しかった。この3年の彼の葛藤や想いは計り知れない、それを思うと後半は拒絶され続ける彼が切なすぎて辛い。記憶が戻ってよかった…一緒に写真を貼りなおす場面なんて感動もの、一番好きだ!何度でも好きになる、恵多の言葉に章介は今までの辛さが報われたと思う。それにしてもタオルで身体を拭くってとってもエロい!
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