女子高生、リフトオフ! ロケットガ-ル1
発売日 :
2006/10/25
野尻抱介が描くライトスタッフSFが装いも新たに復刊!
横浜の女子校に通う森田ゆかりは、行方不明になった父を捜すべく夏休みを利用してソロモン諸島へとやってきた。そこでゆかりは怪しい日本人にスカウトされる。「宇宙飛行士になってみないか?」宇宙浪漫小説第一巻!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784829118511
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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あなほりふくろう2013/08/1412再読というには昔過ぎてすごく新鮮な気持ちで読んでいたけど、やっぱり野尻抱介は面白い! コミカルかつ考証もしっかりしたSF作品、何より科学がもたらす明るい未来に向かって一点の迷いもなく突き進む様に、読んでいてワクワクさせられる。リフトオフ後のトラブル続きというかドッタバタはやりすぎだろと苦笑したけど、その出鱈目さ加減も含めて良質なのです。
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あさひ2013/11/106思った以上にラノベでした。面白かったけどまだ話しはありきたりかな。これ以降に更に面白くなることを期待。
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深海魚2011/07/166主人公の女子高生がタフ過ぎるとか、そういうことは言わないでおこう。サクサク話が進んでいくので、スラスラ読める。SF的に面白くなってくるのはおそらく次巻以降かな。相次いで絶版なので、買えるかどうかが問題だけど……。
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6102022/04/205ネタバレあり当然設定に無理はあるけれども、そんなのありえないと断ずるSF好きは少ないんじゃないだろうか。荒唐無稽でなく各々に説明があって、メンドクサイところはちゃんと無視してヤング向けに程よいさじ加減。宇宙を目指すことは大変困難なことなんだろうけど、あれこれウンチクを並べるよりこれくらいのスピード感が愉快でいい。図鑑をめくってドキドキ夢想に耽っていた歳の頃読みたかった。 しかしミールの喪失の理由は流石に下らない。そんな簡単に壊さないでよ。
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シャル2012/08/045当時の宇宙へと向かう技術の縮図のような、まさにこだわりと情熱のロケット小説。いろいろとハチャメチャながらも、その熱意こそが、宇宙に向かう上ではもっとも重要なのだろう。技術を押し通す分色々と物語も作中のキャラも強引ではあるのだが、重力を振り切り宇宙へと飛ぶためには、それだけ猛烈な力が必要なのだ。
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