葉桜が来た夏 5 オラトリオ

発売日 : 2009/10/10
近未来ボーイミーツガール、完結編!
水無瀬率いる<水車小屋>の暗躍により、一触即発の事態を迎えた日本とアポストリ。学は前評議長の娘である星祭を呼び寄せて<十字架>の評議会へ送り込み、アポストリ側からの開戦の引き延ばしを図る。そして自らは<水車小屋>を止めるべく東京へ向かう。一方、葉桜は学との関係について思い詰めた様子を見せるが──。
 人とアポストリ、学と葉桜、それぞれの関係の緊張が高まっていき、本格的な開戦まで猶予のない中、学はぎりぎりの決断と行動を求められる。はたしてその決着は!? 堂々の完結編!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048680790

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みんなのレビュー

  • 凜音
    2023/08/06
    ネタバレあり
    読了 遂に動き出した「水車小屋」。 まだ高校生の少年少女が日本とアポストリの未来を背負い立つ。 5巻に及んだ物語の最終決戦の火蓋が切られる! 良かったですね…凄い好きな読後感。 5巻に渡って一気読みしてしまう位に良かったですし、一気に読んだことによって感じるキャラたちの成長が感慨深いですね… あの憎悪にまみれた少年がこんな、2国間の問題に対して舵取りしながら挑み、更には葉桜との関係の変化。この結末を最後まで見守れて良かったです。 政治的な背景に対して本来力及ばずになるはずの少年少女が奮闘する姿に
  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/09/29
    うーむ…水無瀬の内面に対する掘り下げが表面上のものしかないため、いまいち敵さんサイドに感情移入しづらいかなぁ。 人とアポストリをめぐる一連の事件は、多大な犠牲を払いながらも学たちの死力を尽くした活躍により相応の決着が。 しかしまあ、学くんは最後の最後まで清々しいまでに口先三寸のみで、恵吾や茉莉花たちが20年かけても成せなかったことをやりおるわ (^_^;) これから先に彼らが目指す道は果てしなく困難なもの。人とアポストリの共存、葉桜の夢、ふたりの日常、一人ではすべてを抱えきれないけど……きっと二人でなら。
  • 不自他
    2018/02/06
    ネタバレあり
    最終巻。普通の人間である主人公・学が、多くの意志を背負いながら勝ち取った文句のない結末。不安に潰されそうなバイクでの上京、到着後の裸一貫での説得、敵の本拠へ突入等の困難を経て、理想的なラストまで辿り着けて感慨深い。父・恵吾も無事で安心。ただ、エピローグに最大の恩人・茉莉花からの言葉や昔殺された母・妹への感傷・回想が無く残念。とはいえテーマが明確で、過不足なく書き切れている。加えて、あとがきがこの作品の総括になっていて余韻が爽やか。これぞまさに青春ボーイミーツガールという作品でした。読んで良かった。
  • Humbaba
    2012/04/25
    一人の人間で守りきれる範囲というのは限られている.本当に大切な物が複数あったとしても,そのどちらかしか守りきれいない.その時には,周りに目を広げてみて,他の人間と協力するというのも選択肢の一つではある.
  • たこやき
    2010/03/30
    話としてはベタだし、細かく見ると結構、ご都合主義的なところもあるんだけど、でも、納得出来るまとめ方だったように思う。これまでのシリーズ途中、やや中弛みと感じたところもあったけど、でも、そういうところでも学の「無茶」っていうのが、それぞれに影響を与えていた、というのがあってこその結末だろうし。満足。