ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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紫2016/09/0202003年刊行。当時流行りのスタイリッシュ・オカルト・バイオレンスアクションのライトノベル版といった感じの一冊。といっても、アダルティな描写もまことに多く、ちょっとレーベルを間違えたような印象があります。悪教団と一匹狼のハンター・クラウスの戦いに殺し屋美少女デビーが巻き込まれることに。悪魔に魂の一部を売ったことで大事な感情を失い、生きる目的をも失った男たちがたいへん人間臭く描かれています。新シリーズ開幕との触れ込みでしたが、この一冊きりで、続きが出なかったことがまことに残念。星5つ。
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