ウィザ-ズ・ブレイン 3 光使いの詩(うた)

ウィザ-ズ・ブレイン 3 光使いの詩(うた)

発売日 : 2002/10/25
『黒衣の騎士』、ふたたび。人気シリーズ第3弾!
《マザーシステム》暴走によるシティ・神戸崩壊から3ヶ月。
 北米のシティ・マサチューセッツは、簡易型の《魔法士》量産に成功した研究機関《ウィザーズ・ブレイン・ファクトリー》と軍の、奇妙な共同統治下にあった。
 《ファクトリー》の《魔法士》ディーは、破壊活動を行う遠距離攻撃型魔法士《光使い》を追ううち、一人の《魔法士》と出会う。
 その男こそ、かつて最強と謳われた《黒衣の騎士》、黒沢祐一だった……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784840221917

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みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2013/01/04
    双剣の騎士と不器用な光使いを巡るやさしくてかなしい愛のバラッド。君を護る為に、強くなりたかった。強くなれば失う世界の矛盾に目を逸らさず、君の笑顔を奪った己の罪から目を背けず、君に愛されずとも恨まれても、それでも尚この胸に宿る強い思い。傷つき傷つけ、それでも尚空を見上げて戦うという、果てのない誓い。だって、空の向こうの青空には君に届けたい大切な笑顔がある。それぞれが見つけた自分の答えに、たとえ答えは出なくとも、それでも今、祈らずにはいられない。『あなたの行く道の上に、どうかたくさんの幸せがありますように。』
  • まりも
    2014/11/05
    今回も新キャラの話。クレアとディー、セラとマリア。どれだけ大切に思っていてもすれ違ってしまう。皆の想いは真剣で必死なだけにこの結末は切ないな。祐一の言葉を聞いた事で罪を背負い続けてセラを守る決意をしたディー。大好きな母親を殺したディーを赦さないという決意を胸に抱き共にいることを選んだセラ。1巻とは違う切ないボーイミーツガールでした。もう取り戻せない幸せの為にも二人には幸せになって貰いたい。
  • 晦夢
    2015/02/07
    すげえ面白かった。こういう家族愛持ちだされたらダメですわ、涙出るわ。いちいちセリフがカッコいい。「どんな理想を掲げても、どれほど純粋な心を持っていても、剣を振るえば血が流れ、人が死ぬ。戦いとは、そういうものだ」今回は祐一がかなりいい活躍をしていた。残酷だが美しい物語だ。
  • のれん
    2022/02/06
    今作は残酷ながら、愛に関して凄く真摯でロマンチストですらある。 親が子を理解できず、子が親を憎み、恋人が相手を恨むことは珍しいことじゃない。それでも、今作はそれをしない。 彼らは間違いかも知れない、でもそれでもやるべきことのために選択する。そこには確固とした愛があるからだ。 成就するとは限らない、そのために国を敵に回すリスクもある。それでも少女は騎士の無事を祈り、母は娘のために命を懸けるのだ。 祐一の台詞は1巻の決意を鑑みると重い。見えるものが滅び、見えないものが確固としてある姿は幻想的で美しい。
  • 羊山羊
    2021/05/24
    一気読み。感情が戦闘を呼び、世界を激甚に塗り替えてゆく。主人公ディーが犯罪者光使いを追う。が、そこに最悪の偶然と最高の出会いが待ち受けるジュブナイル。感情が振り切れそうな勢いで読み終えて、表紙とサブタイトルがデンと目に入ってしまった時の息苦しさと感動がえげつない。泣きかけた。いや泣いた。いつだって母は強い。そして子供の幸せを一番に考える。ヒロインセラと不仲の母マリアとの触れ合いに吐きそうになる中あまりに惨い運命と戦闘が読者を揺さぶる1冊。凄かった。