電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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眠る山猫屋2018/05/1541再読。統和機構最強とも云われる〝フォルテッシモ〟と、エンブリオにより能力を発現させた〝イナズマ〟の邂逅。もしかしたらブギーポップに対抗できちゃうんじゃないか、とも思える二人の強者。戦闘要素が強い巻だけれど、穂波顕子とパールの動向が、物語を単なるバトルストーリーにしてしまうかどうかを決めるのかな?あと、カウントダウンは非常にジョジョ的だなぁ、などと思う。
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マウリツィウス2015/01/1214【『異邦人》】アルベール・カミュの異邦人を間テクスト性に見透かすのならば『ペパーミント』と『夜明』の領域線システムを「内在」へと求められる。ハルナック、シュライアーマッハーらの自由主義神学を参考テクストと出来るだろうか。古典主義としてのカミュとカフカ、不条理演劇と劇場はパラダイムの彼方へとある。ブエノスアイレス図書館に棲む、ギリシャ語グノーシスを上遠野浩平はコキュートスに封印している。ギリシャ思想ソクラテスの「《無知の知》」、ソフィア主題をブギーポップ以降に更新出来るだろう。ハムレットの再解読の愉悦へと。
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ヤギ郎2019/05/0513ブギーポップ・シリーズ。ポケモンみたいなゲームを想像すればいいのだろうか。物語は続く。
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うさみP2024/06/2410携帯育成ゲーム機、姿形を変えたりリバイバルしたりと、今でも通じるのは何かの象徴であり時代の普遍性なのだろう。これは卵の形をした、もう一つの弓と矢の物語。みんな大好き、異能力バトルおなじみの『最強キャラ』とは何なのか。人やモノの隙を『線』として知覚できるvs次元を引き裂く事で空間ごとあらゆる存在を両断する、なるほど『直死の魔眼』の元ネタなんですね。影響力ありすぎだろ(それ以上のジョジョの影響力)
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ソラ2007/09/259【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 人の心の中にはひとつの卵があるという。その卵は心の中で表向きは無いことになっている何者かを貯えながら育っていき、殻の中で生まれ出るその日をずっと待ち続けているのだという。それが殻を破ったとき、その可能性はこのぼく、ブギーポップをも凌いで、世界を押し潰すかも知れない。…そして卵の指し示す運命はここにひとつの対決を生み出す。一人は既に最強で、もう一人はこれから殻を破る。だが宿命の秒読みは二人が出会うそのときまで刻まれ続ける。最強と稲妻、この二人
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