機動戦艦ナデシコ ルリAからBへの物語
発売日 :
1999/03/01
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 550円(本体500円+税)
- ISBN: 9784044193034
- 判型: A6/文庫
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
とち2012/01/1725テレビ版と劇場版の間をつなぐ話。アニメのノベライズとして文句なしの出来だと思う。もう10年以上見ていないけれど、作中のナデシコクルーたちのやりとりが容易に脳内再生できてしまうほど。本編部分でのドタバタなノリとは対照的に、劇場版のプロローグでもある本作ラストの展開は分かっていても読むのがつらかった。
-
karatte2020/06/1118TVアニメ版と劇場版の間、所謂空白の3年間をつなぐ小説版「機動戦艦ナデシコ」。同じ時期を取り扱ったものにセガ・サターンのゲーム版があるが、オリジナルキャラなど独自要素もあったりのあちらに比べると、小説版は取材を受けた佐藤竜雄監督の名前も作者としてクレジットされた、文句無しの正統中継ぎ。否定的意見も多かった劇場版の如きハードな展開は皆無の上、ナデシコクルーはイズミ以外ほぼ全員登場、内容もアニメ版に準じたコミカルなものに。それにしてもジュン……自分がメインの話ですら、とことん損な役回り。
-
kanako2009/10/087「モラトリアムはいずれ終わる、けれど、どうしても苦しくなったときは頼っていい」。それができるのは健全に人間関係を培ってきた人間だけというのは、フィクションであるが故に語られない前提である。表紙の写真は読み終わってから見れば感慨深い。The Prince Of Darknessも読みたかったなあ。
-
袖崎いたる2019/11/196ノベライズは脚本家が書いているものを読め、と聞いた。後にコードギアスやベルセルクに携わる大河内一楼が大部を書いている。監督である佐藤竜雄もガッツリ関わっている。アニメが伝説級?の作品だったことを思うとなるほどの陣容。正直アニメは学生の頃に見たのでおぼろげ。映画は見たのかどうかも忘れげ。しかしなお、それでいて独特のさびしげな情景が浮かぶ。(余談だけど、哲学者の東浩紀は、オタクカルチャーの代弁者に担がれていた頃、人から何のアニメを見ればいいかと聞かれて答えてたのはとりあえず「ナデシコを見ろ」だったそうです)
-
亮人6涙なくしては読めない。
powered by
レビューをもっと見る