嘘つきみ-くんと壊れたま-ちゃん 7 死後の影響は生前

発売日 : 2009/04/10
さようなら、嘘つきさん。こんにちは、『物騙り』役の私。
突然ごめんあさーせ。嘘つきさんが舞台から退場して、どれくらい経ったかしら。私、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命されたものですの。何で私なのかしら。認めたくないのだけど、きっとあの嘘つきさんとよく似ているからでしょうね。では些か僭越なのだけれど、これから我が平和な町で起こった愉快な殺人事件をご紹介するわ。……あら、自己紹介がまだだったかしら。私の名前は大江湯女。騙り部であり、誰よりも自らを知るアンノウンな十八歳であーる……嘘だけど。うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 561円(本体510円+税)
  • ISBN: 9784048677592

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みんなのレビュー

  • 散桜
    2014/03/14
    前に読んだ内容を忘れてよく分からなかった…wでも、湯女さんは好きです!!かなり読みづらかったですけどw一人のりツッコミ的な?!そして、今回も狂ってますねー。小さい文字うざいwゆゆちゃんかわいいなー♡本当に好きだーー!まゆとみーくん出てきてよかったー!もっと読みたいな♪
  • チアモン
    2018/07/21
    あれ?語り部がいつの間にか交代しちゃってる。おっとぉ。ラストのラブラブっぷりにはびっくり。ふうっ。7巻まで読んでいるけれど、やっぱりこの文章には慣れないなぁ。でも、まだ続く。読み進めねば。
  • とら
    2015/12/01
    前巻からの展開が非常に気になっていたので湯女さん好きとはいえ流石にお呼びじゃない…と申し訳ないけれども感じてしまった冒頭の語り部変更であったが、やはり辛抱強く読んでみるものである。最終的にはみーくんのハーレム展開も合わせて、最高でしたね。まさかみーまーでこんな展開があるとはね…でもこういう展開で十分に楽しめるところ、やはりキャラは好きだなあと。多分再読するときはもっと素直な気持ちで楽しめると思うこの巻も。展開を引き伸ばしするという行為は、例えば雑誌の連載とかだと地獄なのである。久しぶりに身にしみたよ…
  • Yobata
    2010/10/23
    「……嘘だけど。うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。」凄惨なる大江家の事件から茜を連れて無事に脱出した湯女。現在間借りしているアパートでは、従来の住民の池上利基,吹上有香,野並絵梨奈,久屋白太の幼馴染が湯女の前の住人,鶴里新吾を誰が殺したのかというゲームを行っていた。参加資格は鶴里氏の切断された四肢を持つこと。とある理由で久屋から「右腕」を譲り受けた湯女は、久屋の代わりにゲームに参加する。当の久屋はなんとまーちゃんに誘拐されていたのだ。予定とは違う形で曖昧に始まってしまったゲームは…。→
  • 黒瀬
    2019/06/08
    ネタバレあり
    再読。語り部、もとい騙り部はサイコパスなアパートの住人たちのゲームに参加する湯女へ。本編の内容は置いておいて、犬の次郎と戯れて目がしいたけになってる湯女可愛い。それにしてもこの世界の(一部の)人は死を恐れていないのだろうか。命を落とすことを不幸だとは全く思ってないように見える。では彼らの不幸とは?お金が無いこと?××が無いこと?いや…刺激がないことかもね。海老原さんの墓参りのシーンで『僕』は本当の意味で積み上げられてきた屍の上に立って生きているんだなと再認識。「あなたが死んでくれたお陰で、僕は生きてます」