やさしさは風の調べ 〈卵王子〉カイルロッドの苦難8
発売日 :
1994/10/25
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 528円(本体480円+税)
- ISBN: 9784829125861
- 判型: A6/文庫
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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てんぱい2013/03/204冒頭の絵はどう見てもエル・トパックは死亡している。
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クイックラック2023/04/072ネタバレあり再読。前巻ラストの衝撃のヒキから一転エクソダス物へ。移動前の大騒ぎの中、封印された過去の記憶を覗いたカイルロッドは母親の決意と父の秘密、イルダーナフの苦悩を知る。それぞれの決意の重さがひしひしと伝わってきて、王子の生い立ち振り返るとこで自然と涙がでた。最後の名付け親になるくだりは初読でもやられて泣きっぱなしだったんでけれど、今回もキレイに忘れてて泣かされる。これまでに積み上げてきた話があるから、ほんの些細な1文で見事に泣かされてしまう(ノД`)
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akiu2013/10/1828巻。途中の展開を読んで、口絵を見て、絶対これフラグだ…と気持ちが沈んでいたけどそんなことなかった、という巻でした。ミランシャのくだりは、つらい状況の中でうまれた一筋の希望、という感じで不覚にも感動した。
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洪七公1996/07/061読了
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かぼす2019/10/031ネタバレあり今までなんとなくでしか分からなかったフィリオリやイルダーナフの覚悟が見え、そしてそのためにカイルロッドの存在意義が見えてしまう。カイルロッドはそれを愛と呼び、悲惨な道を歩む覚悟を決めてしまうのが読者としては悲しい。エル・トパックを深く強く心が磨かれた、と表現しているが王子もまたそうだ。愛を知るがゆえに苦しみに耐える様はよく似ている。最後の夜明け前の闇が一番濃いのだ。の文の持つ希望と厳しい戦いの暗示が好き。
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