角川ルビー文庫の新刊
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海音2025/02/083誰かを大切に想う気持ちと、誰が傷ついたってどうでもいい気持ち。皆持っているものだと思う。心のパワーバランスを保つには自制心と内面の余裕が必要だ。その余裕とは、優しい記憶や経済状況・家庭環境など様々な要因で作られる。大人は心の中にある多彩なブロックをどう積載するかが必要になるけれど、子どもはブロック集めから始まる。その"ブロック"そのものへと影響を与えるのが大人だ。子どもの環境対応能力は非常に高く大人の意図するよりも多くのものを受け容れてしまう。その結果が個性と呼べるものならマシで、歪みと認識されたら悲哀。
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