葉桜が来た夏 3 白夜のオ-バ-ド

発売日 : 2009/02/10
第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作第3弾!
「やっと会えた、葉桜」 琵琶湖上、アポストリの本拠地である<十字架>付近に浮かぶ多景島(たけしま)。社会科見学でそこを訪れた学と葉桜は金色の髪をした謎の少女と出会う。
 白夜と名乗る彼女は葉桜の名を呼び、また葉桜もなにか思い当たることがあるようだった。 その出会いから葉桜は豹変する。白夜に異常な執着を示し、一方で彼女の存在を周囲から隠そうとする。学はその理由を探ろうとするが、事態は思わぬ方向に転がりはじめ……。はたして白夜の正体とは!?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048675284

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みんなのレビュー

  • 不自他
    2017/04/28
    ネタバレあり
    感情が芽生えかけた擬態兵器との、悲しいすれ違いの話。ラパーチェによる被害が甚大で、ちょっと引きました。知らなかった・悪気が無かったとは言え、白夜・葉桜の行動・選択は多大な被害を生んだので、夏〈エスターテ〉側は何らかの責任を取るべき。一方、窮地を乗り越えた学は葉桜の味方になると決める。でも、アポストリと人間は結婚できないんですね。「男が生まれなくなるから」という言い分はもっともですが、残酷。「アポストリは短命」とか、次々重い事実が明らかになりますね。学・葉桜の関係はどうなるか?続きが気になります。
  • 凜音
    2023/08/06
    ネタバレあり
    読了 クラスメイトからの熱烈な誘いによって参加する事になった社会見学で訪れた琵琶湖に浮かぶ多景島。 この島で学と葉桜は金髪で何処か葉桜の面影を感じる少女:白夜と出逢い始まる第3巻。 最早、学と葉桜の掛け合いに喧嘩ップル的な視点で微笑ましく眺めていたスタート。 しかし、白夜の登場と各々の考えの共有不足によるすれ違いはもどかしかったですね。 白夜という幼い子供が出来て過ごしていく様な日常の展開はとても微笑ましかった。 仲直りのシーンとか思わずニヨニヨしてたと思います。そんなよくあるラブコメ的展開を楽しんでいた
  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/09/26
    「だから私、終わらせてくるわ、自分の過去を、母様との時間を。思い出は心の中にあればいい。現実にまで現れていいものじゃないから」過去との決別と、忍び寄る不穏な気配。思いがけぬ再会に動揺する葉桜が危うすぎて、学との間にも亀裂が生じかけハラハラしましたね。掴みどころのない<水車小屋>リーダーさんが次回なにを仕掛けてくるのか、これは葉桜たち微妙な立場に追いやられること必至ですなー (^_^;)
  • サエズリ割津
    2016/08/20
    ネタバレあり
    クラスメイトの誘いで社会科見学に赴くことになった葉桜と学だったが、十字架付近の島である多景島で白夜という金髪のアポストリと出会うことから始まる話。少しずつ学と葉桜の信頼関係が強固になってきているのがよくわかる話でした。アポストリと人間の「共棲」に関する問題提起がなされたり、「共棲」のその先が示されたりして核心に近づいてきている感じ。今回の学の葉桜に対する思いが垣間見えたりもしました。次巻以降どういう展開になるのかにも期待。
  • 零崎夢織
    2015/10/04
    クラスメイトに誘われて十字架見学に参加することになった学と葉桜。十字架見学は出来なくなったものの多景島は見て回れることに。そこで葉桜は白夜と名乗る少女に出合い、その日から様子がおかしくなっていくことに。  戦闘シーンがまた派手になった感じがする。最後の締めが少し好みからは外れたかな。