角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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CCC2023/11/268ネタバレありファンタジーと思いきや終末ものSFな3巻完結シリーズ。文体やキャラのやり取りはライトノベルらしい軽さがあるが、展開はエンタメ的痛快さと真逆の方向性で、終盤はもはや虚無感すら漂っている。上手くいきそうなルートを見せながらも、その先に「人間ってさあ……」と言いたくなる展開を用意しているのが印象に残る。ラストの主人公はしぶとさもあったが悲壮感もすごかった。裏の王道(?)みたいな展開が終盤いくつもあって、そこが好みだった。
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rodinnk2019/10/124あー、そうだったなと、結末を思い出し。この本をあまり繰り返し読めなかった理由も思い出した。なのに、処分できない。そういう本って、意外と今の自宅にも多いかも。 あまり前面には出さないけれど、時折出てくる著者の人間観がなにかとヒリヒリする、ともあれ懐かしい読書だった。
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kwn2010/11/094先日虹裏に立っていた「もやっとした後味のライトノベル」スレで評価されていたのでまとめ買い&まとめ読み。これは…もやっとしたものが残る…(笑
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suzusiro3ネタバレありラストが強烈で、印象的だった作品。 読んだのは、もう二十年以上前になるけれど、あの終わり方は忘れがたく、鮮明に覚えている。 面白かったというのとは、ちょっと違うけれど、捨てられない一冊。
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ぜぶらぞーん3(1)(2)はありがちなライトノベル、で、そのままでは印象に残らなかった。(3)、あまりの後味の悪さにびっくり。おいおい、全滅かい!正確に言うと、ただ一人生き残り、文字通り”明日へ向かって”歩いていく、という終わり方なのだが…。生き残り主人公以外の人間の死に方が「…ぅわぁ」という感じで最悪(スプラッタとかではなく、全員が全員、人を蹴落として自分だけ助かろうとした挙句みんな死んじゃう、という感じ)。後味最悪大賞でしょう、みたいな。
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