愁いは花園の中に 〈卵王子〉カイルロッドの苦難3
発売日 :
1993/04/25
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 506円(本体460円+税)
- ISBN: 9784829124925
- 判型: A6/文庫
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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クイックラック2023/03/113再読。世間知らずな王子様の苛烈な決断。そうでした。これが冴木ワールドでした忘れてました。250頁に満たない物語の、実に100頁以上べったりと王子に懐いていたあの子が。嗚呼。これを読んで「何を生温い」とか仰るなら自分でその決断ができるかどうか即答してみせろってもんですよ。エル・トパックの再登場で王子出生の秘密とか、能力の解放とか、明かされそうで明かされない。昔読んだ記憶もほぼキレイに消えてる。なので次読むのが怖くもある(笑)
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てんぱい2013/03/192このシリーズで登場する人物の結末は悲しい物語ばかり。でも暗くなりすぎないのは書き手の技量なのかな。
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洪七公1994/05/301読了
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イコニカ2020/04/16120年ぶり再読。完全に内容を忘れていた。しかし舞台が大陸なのか、島なのか、国はどうなのか、神殿の規模とか、一神教なのか、そうでないのか、相変わらず適当な、よくわからん世界である。
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かぼす2019/10/011ネタバレありゲストへの思いを作りながら重要な人物や謎をちりばめ、最後は穏やかに次へと繋げる、美しくつくられた話。今回はエル・トパックの気高さが垣間見える回。神殿の謎もちらほら見えてきて一つずつ神殿に近づいていることがわかる。前巻でも感じたカイルロッドの優しさが本物であるとイルダーナフに認められるが、それゆえに辛くなってしまう。そうかぁ。あれは夢じゃなかったんだ。なんて幼い少女に言われたら涙しかでない。
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