バッカ-ノ!1931 臨時急行編 Another junk railroad

発売日 : 2009/01/10
「さて、楽しくも悲しい話をしよう──。ラブ&ピィースッ!」
【マンハッタンで待ちます。何時までも貴方を待ちます。どうか探してください】
 発端は大陸横断特急の屋根に刻まれたシャーネの言葉だったのか、グラハムが兄貴と慕うラッドが列車から落とされた瞬間だったのか、もしくは意外な不死者が乗車していた事実に気づかなかったことだったのか──? そして終点は本当にニューヨークなのか、DD新聞社副社長のボヤきなのか、不良少年達の友情物語なのか、それとも──実は始まりに過ぎなかったのか?
 ジャグジーたちと共に暮らすことになったシャーネと彼女を探し続けるクレア。二人が出会う幻の『1931 回想編』に、多数の後日談を大幅加筆して登場!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784048674621

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/07/05
    ギャング達によるバカ騒ぎな群像劇の番外編。フライングプッシーフット号で起きた事件のその後などを描いた話。まぁ、ぶっちゃけると普通。クレアとシャーネの馴れ初めやジャグジー達とグラハムがどうやって仲良くなったのか等等、色々と気になっていた事を知れたのは良かった。こんな物騒なのに何故か和むから不思議。ただ、全体的に盛り上がりに欠け、完全に本編補完的な感じでしかなかったのは残念でした。面白いんやけど、それだけやと物足りないのよね。そこら辺は今後の本編に期待しましょう。アイザックとミリアの会話劇プリーズ。
  • 2014/07/10
    ネタバレあり
    再読なので年代順で読むことに(実際は14作目)。アニメのエピソードを補完しつつ、各キャラの背景を掘り下げている臨時急行編。ハイライトはクレアの速攻プロポーズとシャーネの心境変化。いきなりドレスを送り付けて「好きだ、結婚しよう」で成功するなんてどんなミラクル!だがそこがイイ。さすが俺の世界。その他、ジャグジー一味は相変わらず楽しいし、グラハムのOK過ぎる躁語りは最高だし、エルマーとフェルメートの対峙は胸熱だし、ラッドの過去やシッポ出したシャムが見れたりと、シリーズ通してニヤリとできるネタが満載で楽しかった。
  • スケキヨ
    2013/01/16
    アニメを見ていたので、文章を読むとその情景がくっきり浮かんできました。レイチェルが久々に登場してて嬉しい。挿絵から素敵なドレスを着ていて意外、でも可愛い彼女がみられて良かったです。グラハムも流れるようなセリフ回しが素敵だし、シャーネとクレアの邂逅も素敵だし、1930年代の雰囲気は本当に好きですね。後、私の頭の中の副社長は舌を巻きまくりです(苦笑)
  • 星野流人
    2012/02/01
    1930年代のほぼオールスターが登場するという内容のためか、どこかシリーズ内のボーナストラック染みた感じ。けれどここまでバッカーノを楽しく読んできたからこそ、おもしろく読める一冊だった。いつものようなクライマックスでの物語が収束していく強烈な疾走感は感じられなかったが、元々バッカーノの中でも特に1931が好きだったため、その後の面々の動向が知れたのはよかった。特にレイチェルとかね。シャーネが素敵な仲間や恋人に巡り会えたことが、自分のことのように嬉しく感じられる。
  • Saiid al-Halawi
    2013/11/11
    ここまでの話の空白を補完してくれる話。「クッキーって誰だ!」「俺の友達だ。知らないのか?」