さよならピアノソナタ 4

発売日 : 2008/12/10
そして四人の恋は最終楽章へ――。音楽に彩られたおかしくてせつない物語、感動の完結編。
真冬と出会った春。海への合宿とはじめてのライブを経験した夏。さまざまなイベントを経て真冬への想いに気がついた秋。――そして冬。真冬の誕生日とクリスマスの季節。ナオはその機会に自分の想いを言葉にしようとするが、神楽坂の思惑や千晶の想いに翻弄され、なかなか一歩が踏み出せない。一方で再度のライブに向けてフェケテリコは練習を開始する。そんな中、真冬の身に異変が起こり――。はたしてフェケテリコと四人の恋の行方は? おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽が織りなす物語、完結編。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048674294

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

電撃文庫の新刊

  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 2
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 2
    美少女たちの言いなりになるのも陰キャの使命!?
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行
    ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行
    逃げ場のないデスゲームと化したVRSLO。攻略に挑む少年の運命は――
    夏海公司 (著者) / SOLANI (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート 2
    この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート 2
    理系部活×日常の謎、第二弾。さあ、青春のフィールドワークへ。
    逆井 卓馬 (著者) / 遠坂あさぎ (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 最強の悪役が往く~実力至上主義の一族に転生した俺は、世界最強の剣士へと至る~ 2
    最強の悪役が往く~実力至上主義の一族に転生した俺は、世界最強の剣士へと至る~ 2
    最凶の悪役、力を求めてエルフの里を蹂躙する!
    反面教師 (著者) / Genyaky (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 死なない少女の屍体は、ここに。
    死なない少女の屍体は、ここに。
    不死身の騎士団長は、なぜ殺されたのか。
    築地俊彦 (著者) / 切符 (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっち
    2014/08/05
    真冬をデートに誘おうとするナオを二人きりにさせないため、イブにライヴ参加をぶつける響子先輩。絶望的な戦いでも、悪あがきせずにいられない先輩の気持ちはわかる。そして千晶の想いも。これは自分の気持ちになかなか気づかず、言うべきことを先送りしてきたツケなのは否めないですよね。お互い相手しか見てないのに、しなくてもいい遠回りをしたり、つらい思いをお互い抱えて、それでもどうにか二人が再び巡りあえて良かったです。最後真冬が勇気を振り絞って仕掛けた、不器用な精一杯のアプローチに、二人の関係が凝縮されている気がしました。
  • そのぼん
    2013/01/26
    本編はこれが最終巻ですね。主役の二人もやっとここまでこぎ着けたか、って感じでした。作者の音楽に対する愛をひしひしと感じる作品でした。
  • オセロ
    2024/12/15
    【KU】最低で最高の本編最終刊! 文化祭ライブを大成功に終え、次なるライブに向けて動き出したフェケテリコ。そんな中で鈍感極まるナオの所為で傷つく千晶、場を掻き乱す響子先輩、そして近づく真冬の手首の限界…。ちょっと今巻のナオはいろいろやらかし過ぎて流石にイラッとしてしまいましたが、何だかんだで決めるところは決めるから憎めないんですよね。特に終盤の疾走感溢れる中での行動力はグッときましたし、ラストの再会はエモすぎるって。
  • まりも
    2015/02/07
    季節は冬になり、真冬の誕生日も近づく中、遂に真冬に想いを伝える事を決心したナオ。それを防ぐためにイブライブをねじ込んだ神楽坂先輩。勝ち目がない事は分かっていても諦められない先輩の必死さや千晶の想いは読んでいて切なくなった。これナオが鈍感すぎるのがそもそもの原因なんですよね。遠回りでツラい道でも「心からの願いの百貨店」でナオと真冬が再会するシーンや真冬という片翼を失っても再び戻ってくる事を信じて飛び立つフェケテリコの姿は最終巻に相応しい展開で素晴らしかった。無事ハッピーエンドで終わって何よりです。
  • 芳樹
    2023/08/16
    ネタバレあり
    前回の文化祭の続きかと思ったのに…。今までの積み重ねを全てひっくり返すようなストーリー進行は一体何なのだ、とものすごく心をざくざくと切りつけられるような展開にかなり痛めつけられました。だいたい鈍感すぎるナオが悪いのだけれどヒロインたちにも罪があるよね。ナオがこういうヤツだと分かっているのに…。傷つき傷つけられることは大人に向けた一歩であるのは間違いないので、本作品はまさしく青春物語であったと言えましょう。そして、凪いだようなエピローグから感じるカタルシスに打ち震えました。二人の未来が幸せでありますように。