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【インタビュー】ORANGERANGEの名曲「ミチシルベ~a road home~」 と「ライトノベル展 2025」がコラボレーション!

2025/12/05

 2025年12月19日からSHIBUYA TSUTAYAにて開催される「ライトノベル展2025」。当該イベントにおいて、ライトノベル×音楽の新たなコラボレーションとして「ラノオト」を企画展示します。本企画では、ORANGE RANGEとコラボレーションしたMV【ライトノベル展2025×『ミチシルベ~a road home~』/ORANGE RANGE】を展示・オンエアいたします。
 ライトノベル展2025のテーマ曲であるかのような今回のコラボにあたって、メンバーのRYOにインタビューを敢行。加えて「メクリメクル」おなじみの(?)本棚拝見企画も実施したので、あわせてお楽しみください!


「ミチシルベ~a road home~」をリリースしたのはちょうど高校3年生で卒業直前の時期でしたね


――「ミチシルベ~a road home~」がリリースされて21年。当時はどんな時期でしたか?

RYO:2月の発売で、俺はちょうど高校3年生で卒業直前の時期でした。この曲はインディーズ時代からやっていて、歌詞を書いたのは他のメンバーが高校卒業の頃でした。

――メジャーでリリースするために、どう変化させたのでしょうか。

RYO:ORANGE RANGE初のバラードとして合宿でつくりました。後にも先にも曲づくり合宿はその1回きりでしたね(笑)。すごく長い曲だったので、短くしようとリアレンジを決めて、シライシ紗トリさんをプロデューサーに迎えて、大人の意見をもらいながら全然違う音にリアレンジしました。バンドにとってもすごく勉強になった機会でした。

――そんな2004年の思い出は?

RYO:当時一番環境が変わるなかにあったのが自分でしたね。高校生だったけれど、卒業を控えて、それまでは週末だけしか稼働していなかったバンドは仕事が増えました。メジャーってこんなに大変なのかと思いましたし、本当に毎日が仕事で、最も忙しかった年です。

――曲の誕生から20数年を経た今。改めてどんなことを感じますか?

RYO:高校を卒業した後の、未来があまり見えない不安な気持ちを歌詞に書いていたので、歌っていてもその頃のことを思い出しますが、今ではそういった時期にあたる人たちが聴いた時に力になれる曲になっていたらいいなと思っています。

「ミチシルベ~a road home~」2004年2月25日リリース
「ミチシルベ~a road home~」2004年2月25日リリース

――そんなORANGE RANGEですが、2025年という時間を振り返るとどんな一年でしたか?

RYO:テレビの出演なども増えましたし、チームの規模が大きくなったと感じています。そしてこんなにたくさんの人がORANGE RANGEを聴いてくれる年になるとは想像していなかったです。

――SNSで話題になったこともあり、新たなファンも増えましたね。

RYO:本当にありがたいです。先輩方に認めてもらいたいと頑張っていましたが、若い人たちもライブに来てくれることが今、すごく嬉しいです。

――最後に2026年の目標を。

RYO:結成25周年の年ですが、ORANGE RANGEが伝えたいことは『ライブ』なので、自分たちの中心にあるものがどうなっていくのか。自分も楽しみです。

漫画ではない書籍は2冊しか読んだことがありません。
今は”転生系”に興味を持っています。


RYO:マンガならメンバーの中で一番読みます。単行本派ですが、最近は収納の問題で、電子書籍で読みます。読むのは移動中が多くて、昔はツアーにもコミック持参でした。今も大事にしているのは愛蔵版『SLAM DUNK』で、今も自分史上1位の作品です。ちなみに漫画ではない書籍は東野圭吾さんの「さまよう刃」と長谷部誠さんの「心を整える」の2冊しか読んだことがありません(きっぱり)。今興味があるのは“転生系”。一体どういうものなのだろうかと思っているので、まずはよく薦められる「転生したらスライムだった件」から読んでみたいです。

RYOさんの愛読書
RYOさんの愛読書

取材・文●えびさわなち

ORANGE RANGE
(サムネイル写真左より)YAMATO(vo)、YOH(B)、RYO(vo)、NAOTO(G)、HIROKI(vo)。全員沖縄県出身。2003年にシングル「キリキリマイ」でメジャーデビュー。以降「上海ハニー」「ミチシルベ〜a road home〜」「花」ほかヒットシングル多数。2025年→2026年は第76回NHK紅白歌合戦で「紅白」に19年ぶり三度目の出場。


関連情報

■「ライトノベル展2025」概要
会期:2025年12月19日(金)~12月28日(日)
【1F】10:00~21:00/【7F】11:00~21:00
※12/19(金)は13時開場予定
場所:SHIBUYA TSUTAYA 1階・7階 
入場料:無料(7Fコラボレーションカフェは別途ご飲食代が必要です)
主催:KADOKAWA             
協力:SHIBUYA TSUTAYA
ライトノベル展2025公式サイト

■ラノオトとは
KADOKAWAとソニーミュージックのコラボレーションで実現した、ラノベと楽曲の世界観が融合した「ラノベ×ミュージック」ビデオです。様々なヒット曲と人気ラノベを組み合わせ、視覚と聴覚で新しい体験を誘います。
「ラノベ展2025」では、
本イベント用に新規ビジュアルが描き下ろされた作品とコラボした「ラノオト ライトノベル展2025×『ミチシルベ ~a road home~』/ORANGE RANGE」と、
同年代に発表されたラノベと楽曲のコラボ「ラノオト 2000年代ライトノベル×『空色デイズ』/中川翔子」「ラノオト 2010年代ライトノベル×『High Free Spirits』/TrySail」を発表します。

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