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【インタビュー】中川翔子登場! 「ライトノベル展2025」にて名曲「空色デイズ」とのコラボレーションが実現

2025/12/05

 2025年12月19日からSHIBUYA TSUTAYAにて開催される「ライトノベル展2025」。当該イベントにおいて、ライトノベル×音楽の新たなコラボレーションとして製作された企画展示「ラノオト」。
本企画内の【ラノオト 2000年代ライトノベル×『空色デイズ』/中川翔子】では新しい出会いが実現しました。
 「空色デイズ」がリリースされたのは2007年6月27日。コラボMVでは楽曲と同時期……2005年~2010年に発売された人気ライトノベルと合わせた展示となっているので、ぜひチェックしてほしい。
 今回はお休み中だった(!)中川へのインタビューが実現した。 2025年、リリースから18年たった今あらためて思う「空色デイズ」についての思いとは? お話を伺いました。
 「しょこたん」の読書生活をのぞき見させてもらう「あなたの本棚拝見します」コーナーと合わせてお届けします!


「空色デイズ」は中川翔子の人生を変えてくれた、夢をかなえてくれた楽曲なんです


――中川さんにとって、「空色デイズ」とはズバリどのような楽曲ですか?

中川翔子(以下:中川)人生を変えてくれた曲です。元々アニソンを歌いたいと夢を抱いていたので、ついに『天元突破グレンラガン』のオープニング主題歌という形で実現できたこと、そしてそこから約20年も歌い続けられる楽曲に出会えたこと、どちらとも運が良かったなと。

「空色デイズ」(通常盤)2007年6月27日リリース
「空色デイズ」(通常盤)2007年6月27日リリース

――最初の印象はいかがでしたか?

中川それまでに発表していた楽曲がアイドル系の曲調だったので、ロックサウンドになったこと、アニメのオープニングはその作品を背負う看板でもあること、巨大なプレッシャーと絶対やりたい!のワクワクと、わたしできるかな!の不安、うれしさ、さまざまな感情に押しつぶされそうになりました。
 あと、『グレンラガン』はガイナックスさん制作のロボットアニメ。となると、(同じくガイナックス制作の)『新世紀エヴァンゲリオン』の系譜になるわけですよね。高橋洋子さんや、さまざまな女性歌手の方々がロボットアニメの主題歌を歌ってきた歴史に憧れと強いリスペクトがありました。自分も憧れの、ロボットアニメの女性オープニングボーカリストについになれるのか、信じられない!と緊張していました。
 しかも、当時のマネージャーさんが「上手く歌えなかったら、この曲の担当から外すから」なんて言っていて。とてつもないプレッシャーの中でレコーディングをしたことを覚えています。

――そこから、国内だけではなく世界中で愛される楽曲になって……。

中川自分の名刺のような楽曲になっていくなんて、夢のようでした。色々な国で歌わせていただきましたが、初めての場所でもみんな、空色デイズを大合唱してくれました。日本語で歌えるまで何度も聞いて、グレンラガンを愛して楽しみに待っててくれたんだと思うと胸がいっぱいになりました。アニソンの素晴らしいポジティブなパワーを感じました。
 何百回と歌い重ねてくるとだんだん声や歌い方が太くなってきて、改めて堀江美都子さんやレジェンドの先輩方が、ファンの方たちが楽しみにしている当時の音源と変わらない声を出して歌う技術の凄さをしみじみ感じています。レコーディング時のあの若さと困惑と希望と夢に満ち溢れてシンプルだった歌声をちゃんと忘れないよう、毎回初めて浴びる空の色を楽しみながらこれからも一生歌い続けるという夢があります。

――あはは(笑)。

中川2025年は出産もあって、5月のバースデーライブ以降、ライブはお休みしていたのですが、来年はいよいよ歌手デビュー20周年なんです。なので、早く『空色デイズ』を全力で歌えるように体力をつけていきたいと思っています。一旦仕事をセーブして改めて、私って歌うことが大好きなんだと気付いたんですよ。まさか20年も歌えるとは思ってもいなかったんですけど! でも、それだけ『空色デイズ』を愛してくださった方がいたから今の自分がいるわけで。今後も、全身全霊で歌っていきたいと思います。

しょこたんの本棚を拝見!「最近、電子書籍派になってしまいました。総額〇万円以上課金してます


しょこたんの本棚(電子)
しょこたんの本棚(電子)

中川最近は完全に電子書籍派になってしまいました。最近、電子書籍の総額を調べたのですが、400万円以上で……。車が買える!とも思ったのですが、繰り返し読みますからね。必要経費です。そういえば、最近出産した双子に、どんな本を読ませたいか考える機会があって。出産するまではあれも、これも、と考えていたのですが、いざ目の前にしてしまうとオタクの再生産もどうなんだ?と悩んでいますね。いや、でも、『ゲゲゲの鬼太郎』は読んでほしい! 『ドラゴンボール』に『SLAM DUNK』も……と唸りながら、いろんな名作マンガを読み返しています。

取材・文●太田祥暉

中川翔子(なかがわ・しようこ)
1985年5月5日、東京都出身。2002年に芸能界デビューし、高頻度で更新されるブログで注目を浴びた。2006年に「Brilliant Dream」で歌手デビュー。以降、歌手、タレント、ブロガー、イラストレーターなど多岐にわたって活躍中。


関連情報

■「ライトノベル展2025」概要
会期:2025年12月19日(金)~12月28日(日)
【1F】10:00~21:00/【7F】11:00~21:00
※12/19(金)は13時開場予定
場所:SHIBUYA TSUTAYA 1階・7階 
入場料:無料(7Fコラボレーションカフェは別途ご飲食代が必要です)
主催:KADOKAWA             
協力:SHIBUYA TSUTAYA
ライトノベル展2025公式サイト

■ラノオトとは
KADOKAWAとソニーミュージックのコラボレーションで実現した、ラノベと楽曲の世界観が融合した「ラノベ×ミュージック」ビデオです。様々なヒット曲と人気ラノベを組み合わせ、視覚と聴覚で新しい体験を誘います。
「ラノベ展2025」では、
本イベント用に新規ビジュアルが描き下ろされた作品とコラボした「ラノオト ライトノベル展2025×『ミチシルベ ~a road home~』/ORANGE RANGE」と、
同年代に発表されたラノベと楽曲のコラボ「ラノオト 2000年代ライトノベル×『空色デイズ』/中川翔子」「ラノオト 2010年代ライトノベル×『High Free Spirits』/TrySail」を発表します。
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