SHARE

人気ゲーム『サイレントヒル』シリーズの最新作を完全ノベライズ。日本を舞台にした新たな恐怖を小説で体験せよ

ファミ通文庫
ファミ通文庫
2025/10/31

 KONAMIより2025年9月に発売されたホラーゲーム『SILENT HILL f』の完全ノベライズ『サイレントヒルf』が、ファミ通文庫より2025年10月30日に発売された。第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞の受賞により作家デビューし、小説や児童書、そしてホラーゲームのノベライズなど幅広く活躍する黒史郎氏が執筆を手掛けている。

原作ゲーム『SILENT HILL f』とは

 ゲーム『SILENT HILL』シリーズは、1999年に第1作目が登場し、その後数多くの続編や外伝が作られている世界中にファンを持つ人気タイトル。ゲームの基本は、不気味なクリーチャーと戦い、ときには逃げながら謎を解き進んでいくというもの。そして2025年9月、ファン待望の最新作『SILENT HILL f』が発売され、今最も熱い注目を集めているゲームのひとつとなっている。

 シリーズで初めて日本を舞台にした本作は「美しいがゆえに、おぞましい。」というコンセプトをもとに、プレーヤーは戎ヶ丘(えびすがおか)に住む学生の深水雛子(しみずひなこ)となり、霧に包まれ、おぞましく変貌していく町を探索し、謎を解き、生き残るために戦っていくというストーリー。

 このたび発売となった小説『サイレントヒルf』(著:黒史郎 原作・監修:コナミデジタルエンタテインメント)は、ゲームの雰囲気を余すことなく表現しつつ、雛子をはじめとした登場人物たちの内面を深く掘り下げた内容となっているため、ファンは見逃せない一冊となっている。

 ゲームとは違う形で、最新の恐怖を味わってみてはいかがだろうか。

著者プロフィール

黒史郎
くろしろう●1974年生まれ。2006年『夜は一緒に散歩しよ』で第1回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞しデビュー。主な小説作品に『幽霊詐欺師ミチヲ』シリーズ、『怪談撲滅委員会』シリーズ、『未完少女ラヴクラフト』『ラブ@メール』『いちろ少年奇憚』『童提灯』『実話怪談 黒異譚』『ムー民俗奇譚 妖怪補遺々々』『ボギー 怪異考察士の憶測』『かくされた意味に気がつけるか? 3分間ミステリー』、ゲームノベライズでは『深夜廻』『夜廻三』など多数。

ⒸKonami Digital Entertainment

関連情報

■ファミ通文庫『サイレントヒルf』書籍情報ページhttps://famitsubunko.jp/product/322507000131.html

■『SILENT HILL f』ゲーム公式サイト
https://www.konami.com/games/silenthill/f/jp/ja/
  • ホラー

関連書籍

  • サイレントヒルf
    サイレントヒルf
    山々に囲まれた田舎町・戎ヶ丘。寂れゆく町で、学生の深水雛子は行き場のない思いを抱えていた。その日の朝、雛子は行きつけの駄菓子屋で同級生たちと合流し、他愛ない話に興じていた。閉塞感はあるもののそれはいつもの日常のはずだった。その化け物が現れるまでは――。大人気サイコロジカルホラー、日本を舞台にした待望の最新作を完全ノベライズ!
    黒史郎 (著) / コナミデジタルエンタテインメント (原作・監修)
    発売日: 2025/10/30
    その他単行本
    試し読みする

みんなにシェアしよう