2025年7月26日~2025年8月25日に刊行された、KADOKAWAの新シリーズ 新文芸ジャンルの売上ランキング(※KADOKAWA調べ)から、トップ5をお届けします。ランキングを見れば、次に読むべき一冊がきっと見つかる!
トップ5はこちら!
1位『騎士爵家 三男の本懐』
著:龍槍椀/イラスト:桑島黎音
2位『住んでる場所が田舎すぎて、ダンジョン探索者が俺一人なんだが?』
著:赤月ヤモリ/イラスト:タカヤマトシアキ
3位『土地神様のその日暮らし ~異世界から帰ってきた神官のちょっと不思議なほのぼの現代ライフ~』
著:ミポリオン/イラスト:toumin
4位『異世界アジト1 辺境に秘密基地つくってみた』
著:あいおいあおい/イラスト:福きつね
5位『無職マンのゾンビサバイバル生活 欲求に忠実なソロプレイをしたら、現代都市は宝の山でした』
著:秋津モトノブ/イラスト:神奈月昇
注目作品はこちら!
1位『騎士爵家 三男の本懐』
著:龍槍椀/イラスト:桑島黎音
辺境の騎士爵家に転生した「名もなき男」を描く前代未聞の大河ファンタジー
この国の騎士爵家の三男とは、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死ぬ運命にある存在だ。私には前世の記憶と、幸いなことに持って生まれた『ギフト』があった。その恩恵のおかげで私は王都の魔法学院に入学することができた。華やかな貴族社会で羽目を外す婚約者を尻目に、私はただひたすら学院の環境を活かして、家族のために己の研鑽を積む。なぜなら、彼らは前世で経験したことのない愛情を私に与えてくれたからだ。民草を護り、王国の安寧に寄与すると壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。ただ、私を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求め続けているだけだ。だから、買い被りはよしてくれ。私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男であり……自分の名前すらわからない「名もなき」存在なのだから。

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騎士爵家 三男の本懐この国の騎士爵家の三男とは、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死ぬ運命にある存在だ。
私には前世の記憶と、幸いなことに持って生まれた『ギフト』があった。
その恩恵のおかげで私は王都の魔法学院に入学することができた。
華やかな貴族社会で羽目を外す婚約者を尻目に、私はただひたすら学院の環境を活かして、家族のために己の研鑽を積む。なぜなら、彼らは前世で経験したことのない愛情を私に与えてくれたからだ。
民草を護り、王国の安寧に寄与すると壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。ただ、私を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求め続けているだけだ。
だから、買い被りはよしてくれ。
私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男であり……自分の名前すらわからない「名もなき」存在なのだから。発売日: 2025/07/30その他単行本 -
住んでる場所が田舎すぎて、ダンジョン探索者が俺一人なんだが?小説投稿サイト『カクヨム』にて年間総合ランキング1位!(2024/11~2025/1時点)
書き下ろし短編も含めた大量加筆で書籍化!
▼あらすじ▼
ド田舎・三船町唯一の探索者である相馬創。世界最上位クラスの力を持ちながらもその活動拠点ゆえに無名な彼は、ダンジョンの異変に対応したり、後輩の指導をしたり、多忙ながらいつも通りの日々を送っていた。
そんなある日、特殊個体『ナイトメア種』との戦闘をキッカケに、彼はダンジョンの真相、世界の脅威と対峙することになる――。普段は等身大でどこにでも居る青年、地元を愛する『三船の守護者』の名が世界に知れ渡る!発売日: 2025/08/08カドカワBOOKS
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異世界アジト 辺境に秘密基地つくってみた 01異世界に迷い込んだボナスは、気づくと夜明け前の荒野にポツンと座っていた。そこは、世界の最果て――蛇やジャコウウシといった巨大な生き物たちが闊歩する未開の地だった。
水場を求めて隠れたオアシスに辿り着いたボナスはこの絶好の隠れ家を「アジト」と名付け、少しずつ発展させていく。
最初にできた仲間は、意思表示する綺麗なピンク色のトカゲ「ぴんく」。小さいながらも強烈な光線で巨大な獣も難なく倒し、彼のお守り的存在になる。
次にできた仲間は小鬼の「クロ」。身体能力が高いうえに物覚えの良さと理解力があり、ボナスたちに寄り添う。
やがてボナスは街でチョコレートと珈琲の店を開き、時には身を護るため戦い、仲間を増やしていく。これは、ボナス一家の、やさしさあふれる冒険の物語。発売日: 2025/08/25MFブックス