SHARE

関連書籍

  • 横溝碧の倫理なき遊戯の壊し方
    横溝碧の倫理なき遊戯の壊し方
    「──俺の名前はジェノサイド江戸川。探偵さ」

    ……名前が意味不明だって? 同感だ。俺にも訳が分からない。

    SNSで活動する名探偵の俺、本名・横溝碧は妹に生活費を使い込まれて困窮。
    仕方なく大企業主催の脱出ゲームで賞金を稼ぐことにした。
    ところがそれは、社会の裏で開催されているデスゲームだった訳だ。
    そして命と大金を賭けた殺し合いが幕を開け――る予定だったらしいが、
    俺が参加しているのが運営の運の尽きだ。
    殺し合いを始まる前に秒で終わらせ、俺はデスゲーム司会の少女、姫野心音を手錠で俺と繋いで人質に取る。
    さらにルールの穴を突いて、全てのプレイヤーが生存してのゲームクリアを目指したんだ。
    だが、そんなやりたい放題をしていたら、デスゲーム主宰の黒幕に目を付けられてだな。
    徐々に運営は、手段を選ばず問答無用で俺を殺そうとしてきやがった。
    まぁ俺を殺そうなんざ、やれるものならやってみてほしい。

    デスゲームという事件で、名探偵が負ける訳ないだろ?
    枢木 縁 (著者) / こゆびた べる (イラスト)
    発売日: 2024/09/25
    MF文庫J
    試し読みする

みんなにシェアしよう