払暁 下 男装魔術師と竜の同胞

発売日 : 2022/03/15
「さようなら。もう、二度と戻りません」主従の別離の結末は――
騎士リカルドの主となったハルカ。しかし「英雄」の偽物が現れたと聞き、リカルドと離れ護衛のアルフレドとともに東の地へと向かう。そこには天災にも等しい竜カナウカレドがいて――。文庫書き下ろしも収録。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784040744681

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • 悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    NEW
    悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    悪魔風レシピが、お疲れOLのお腹と心を癒やします!
    夕日 (著者) / イトコ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 旦那の同僚がエルフかもしれません 2
    NEW
    旦那の同僚がエルフかもしれません 2
    どんなときも、私が君の帰る場所。最強夫婦のおもてなしファンタジー第2弾
    竹岡葉月 (著者) / コタチユウ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
    NEW
    二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
    地獄の侯爵アヴナスの(非)日常系四畳半喜劇!
    谷崎泉 (著者) / 稲荷家房之介 (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 百華死亡遊戯 冷遇妃の瞳は後宮の命花を映す
    NEW
    百華死亡遊戯 冷遇妃の瞳は後宮の命花を映す
    その瞳、死の運命を見通す――ひ弱な下級妃が非凡な力で挑む後宮デスゲーム
    もえぎ桃 (著者) / とよた瑣織 (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
  • 朧の花嫁 四
    朧の花嫁 四
    この水平線の先に、愛しいひとがいる――。人気の大正純愛物語、第4弾!
    みちふむ (著者) / 鴉羽凛燈 (イラスト)
    発売日: 2025/08/12
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 虚と紅羽
    2022/08/24
    やっぱりよく分からん。執着共依存エンドってこと?リカルドだけで良いのなら虚構の英雄になる必要もないのだし、なんか思考が一転二転して最終的な結論が分からない。 上巻でも片鱗はあったけれど、女性だから弱い、みたいな描写が多くて首傾げ。今までの日常を完全に壊され失った人間なら男も女も等しく弱ると思うのですが。それに、男はダメで女なら障害が少ないから態度改めよ、みたいなグラハムあんまりにも都合が良すぎないか?女だからみたいな。書いてる側にそういうつもりはないのかもだけど、そう受け取っちゃったのが事実なんですよね。
  • ころころ
    2022/11/23
    ネタバレあり
    上下巻通読。発売当時に買っていたのに今の今まで読んでいなかった自分の迂闊さを呪わずにはいられない。主要登場人物達が芯の通った人柄で魅力的&その時々によって語り手が変わるので、心情や考えがダイレクトに伝わってくる。特にヒロイン・ハルカ。弱いようで強く、守っているようで守られ、迷いがないようで、いつも自分の答えが正しいのかどうか問い続けている。アルフレイドの想いに応えていれば彼女は彼に守られ、人はそれを幸せな人生だと言うはず。でも彼女は守られたいのではなく、共に悩み共に答えを見つけたい女性。
  • nono
    2023/11/24
    ネタバレあり
    図書館本。思ったより恋愛成分多めの下巻。偽りの姿で英雄としてあろうと覚悟を決めたハルカ、そんなハルカの真相に気づき己の生き方を改めるリカルド。ある意味男女逆転の物語は、異世界召喚の理で傷付いた心を乗り越える為の新たな生き方への模索。主従から新たな関係に進もうと心を一つにした彼等の物語、さらりと楽しく読了。
  • ころころ
    2024/05/06
    ネタバレあり
    再読。異世界転移ものとして人に勧めたら自分が再読したくなってしまった。 ファンタジーの世界では誰もが憧れ目標とするであろう英雄や勇者と呼ばれる存在。でも知らない間に自分がその存在に祭り上げられていたとしたら…?様々なことを乗り越えた末のヒロインの幸せに涙。
  • 霖 - rin -
    2022/03/27
    ネタバレあり
    結構前の作品とわかっていたけれど、12年も前の作品だったんですね。上巻の感想で、舞台がぐらぐらと書きましたが、下巻で不安定なものが壊されて新しい舞台に塗り替えられた形でした。ここで言えることはひとつ。私は最初から最後までアルフ押しでしたよ。どう考えても友人としても、恋人としても最高すぎる。