旺華国後宮の薬師 3

発売日 : 2020/08/12
不苦の”良薬”VS不苦の”猛毒”。『おいしい』薬で毒に立ち向かう――!
皇帝・朱心に才能を見出され、貴妃の位を賜り専属のお薬係になった英鈴。
『安眠茶』騒動が収まり平穏が戻ったと思いきや、今度は英鈴の菓子から毒が見つかった。
命を狙われ恐ろしく思うも、苦い毒を相手にわからず食べさせる手法は、自分が作る『不苦の良薬』に似ていると気づく。
手がかりの薬包紙を元に対策を練るが毒は次々に仕込まれていき、さらには『手を引け』と朱心からも突き放されてしまう。
それでも次は皇帝や妃嬪が狙われる可能性があると思った英鈴は、皆を守るために良薬で毒を不能にする賭けに出て……?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040737744

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みんなのレビュー

  • あっか
    2020/08/24
    新刊。おお、巻を重ねる毎に面白さが増している!いつも以上につれない朱心に、もだもだしつつも奮闘する(寧ろし過ぎる)英鈴が健気すぎるし不敏すぎるけど…!そしてこんっな頑張ってもやはり甘さはないけど…泣 ようやく心に抱えるものが垣間見えた朱心、早くデレて欲しい♡そしてラスボス感漂う敵キャラがめっちゃ良い感じ!これからも色々巻き起こしてくれそう!今後の展開に早くも期待です。そしていつも以上に表紙が美しい。
  • よっち
    2020/10/08
    『安眠茶』騒動が収まり平穏が戻ったと思いきや、今度は英鈴の菓子から毒が見つかり、手がかりの薬包紙を元に対策を練るものの、毒は次々に仕込まれていく第二弾。英鈴が食べようとした菓子から見つかった毒。さらには相談しても朱心は冷淡で突き放されてしまう英鈴。それでも皇帝や妃嬪が狙われる可能性を考え、皆を守るための賭けが結果的には功を奏した形でしたけど、朱心は少しばかり不器用な感じですね(苦笑)黒幕はしぶとくまだ生き残っていそうですし、諸々の決着をしっかりつけて朱心が抱える苦い過去を払拭できるかというところですかね。
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    2020/08/19
    呂賢妃と共々毒を盛られ倒れる英鈴。薄れゆく意識の中、必死に思いを巡らせある手法で手当てを命じ意識を失ってしまう。どうやら宮中には昔から「花売り」の隠語で呼ばれる暗殺集団がいるらしい。まるで英鈴にその存在を掴ませるかのように手がかりを残すが、朱心から「手を引け」と命じられえしまう。英鈴の性格を熟知したうえで弱った英鈴を囮に使うような奴の皇后ってどうなの?そして黒幕は死んでないようだししつこく狙ってきそうな予感。
  • かなで
    2021/01/06
    ネタバレあり
    不苦の良薬を作るべく貴妃と薬童代理の二足のわらじを履く英鈴。英鈴の菓子に毒が仕込まれていたことから始まる今巻。朱心のお供で外に秘密裏に出た英鈴は毒薬について調べようとするもそこで出会った劉紫丹の医療に感銘を抱く。だが、その人こそ、英鈴に毒を仕込んだ暗殺集団花神だった。後宮での暗殺を一手に引き受ける花神に捕まった英鈴だったが、なんとか間一髪助かる。劉紫丹は、あと一歩捕らえられなかった。 今回はあまりにも朱心が冷淡すぎてちょっとどんより。でも母も毒殺されてるから仕方ないのかな…。もっと甘い展開も読みたい。
  • ローゼリィ
    2020/08/15
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    楽天Kobo購入。今回ヒロインが巻き込まれたのは”毒” 何者かによって、毒薬を盛られそうになったヒロイン。 それが花売りと呼ばれる暗殺集団と知って、調べを進めるが、皇帝は無関心を装い、手を引けと勧告。 それに納得するヒロインではなく皇帝暗殺を知識と機転で防ぐが、暗殺集団の長がヒロインに固執してくるので、これから大変かも。皇帝の過去を知り、思いを新たにして、 二人の絆と距離がまた縮まった。前巻最後の皇帝の台詞はまじだったみたいだし、それがいつ実現するか楽しみ。 その頃にはヒロインも覚悟をまた決めるだろうし。