旺華国後宮の薬師

発売日 : 2019/07/13
皇帝のお薬係が目指す、『おいしい』処方とは――!?
『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。
後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。
ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。
すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。
処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……?
「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」
皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040732381

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みんなのレビュー

  • あっか
    2019/12/02
    新刊。率直に、好き!とある過去から信念を抱いて薬師を目指す主人公が、ひょんなことから後宮の宮女になり薬の知識と度胸を駆使して人生を切り拓いていく…という、王道と言えば王道なお話。分かりやすく読みやすいです。主人公の性格も、皇帝のちょっと俺様なキャラも魅力的で好み。主人公に色々と困難が降りかかるには降りかかりますが、なかなかスピーディーな展開で出世が過ぎる。笑 朱心側の心情をもっと教えてほしい!キュン要素もまだまだ物足りないし(笑)、この設定と世界観はとても良いので続刊を楽しみにしています。
  • よっち
    2019/09/06
    『不苦の良薬』誰でも飲みやすい良薬を志して女だてらに薬師を目指し薬屋の娘から後宮の官女になった英鈴。珍しい処方の薬茶を売り始めた英鈴に皇帝が興味を持ち、皇帝専属のお薬係に任命される後宮小説。珍しい処方で宮女の身ながら皇帝に興味を持たれ、嫉妬により後宮内で窮地に陥りかけたところを、逆に皇帝に昭儀に任じられた英鈴。書きたい意図は分かるのですが、その力を活かすために貴妃まで昇格させたり、地方の流行病を皇帝と一緒に解決したり、段階をすっ飛ばし気味というか、皇帝自身がいろいろ動きすぎなのは少しばかり気になりました。
  • チロ子
    2020/06/26
    過去にあったある出来事もあり、誰でも苦くない飲みやすい薬作りが目標で薬師を目指す英鈴。まさかの皇帝が英鈴の薬に興味を持ち、皇帝と関わることになり、妃にまで昇格・・・。ん~話の内容は面白かったけど、個人的に皇帝があまり好きになれず。これから変わってくるのかなー?
  • かなで
    2019/11/01
    ネタバレあり
    設定は良いとは思うけれど、短絡的な主人公を、すべてを手のひらで転がす皇帝陛下がなぜ、主人公のすべてを手に入れようと思ったのかの描写が少ない。 主人公→皇帝陛下の気持ちは少し書いてあるけれども…。お仕事小説としても恋愛小説としても、平民の成り上がり小説としても全て中途半端…。主人公の思い描いた夢がすぐ叶っちゃうし、叶える力も貰えちゃうし…。
  • よっしー
    2022/01/09
    図書館で見つけた一冊。一巻完結かと思っていたら、思った以上に続刊が出ていてビックリでした。 宮女からいきなり妃に代抜擢と言うのはどうなのやら、そして周囲から反感は買わないのか…と思ったりする部分もあったのですが、王が女性というよりは薬師として見てる一面が大きいから、そこまで感じないのかな? まだ序盤という印象なので、続編も読んでみようと思います。